DVD観ました。
面白かったですー!

ラストにボロボロ泣いてしまった・・・
はううううう(つд`)゚・
ちゅーか最初のナレーションがカーターだったからカーターが先に逝くなんて思わなかった・・・
カーターああああああorz
しかし、タイトルを直訳すると「棺桶リスト」なんですけどね・・・
そっちの方がいいような。
邦題ってのは往々にしてひねりすぎて元より悪くなってる気がする。
話は、末期ガンで余命半年のおじいさんが二人、やりたいことを書いた「棺桶リスト」を書いてそれを実行しようと旅をする話。
いいな、死ぬならこういう死に方をしたい。
ああ・・・ダメだ最近すぐ泣いてしまう・・・
飼い犬とか飼い猫とか見ても泣いてしまうんよ。
特にその子らが今どれだけ飼い主を好きかとか見える映像だとね、もう、何故か死んだ後の悲しみとかを今から想像してしまって勝手に涙が・・・
私も涙もろくなったものだ。
歴史の先生になりたかった車の修理工カーター。
黒人で妻子孫持ち。
スリムで背が高く真面目で信心深い。
一代で大富豪になったエドワード。
白人で4回の結婚歴がある独身。
太っていて背が低く退廃的で無神論者。
たまたま相部屋になって、二人同時くらいに余命を宣告されて、カーターが書いて丸めて捨てた棺桶リストをエドワードが拾い上げた。
そしてエドワードが二人で旅に出て実行しよう!金ならいくらでもある!と言い出して、最初は難色を示していたカーターも心を動かされていくことに。
他人に親切にする、涙が出るほど笑う。
荘厳な景色を見る(エベレストとか)、マスタングに乗る。
刺青を入れる、スカイダイビングをする、世界一の美女にキスをする。
カーターとエドワードのやりたいことをぐしゃぐしゃの紙に全部書いて、実現しては消していくのですが見ていて楽しかった。
スカイダイビングではビビりまくるカーターとノリノリのエドワードが本当に対照的で面白かった。
「これが生きるってことだ!」て叫んだエドワードの台詞がなにか心に響いた。
カーターは「お前なんか大っきらいだぁぁぁ・・・」て叫んでいたけども(笑)
予定より早くパラシュートを開いちゃうカーターと、インストラクターが開け!て言ってるのに歌ってて全然開かないエドワードがまた対照的で・・・ていうか病気で死ぬ前に今死ぬぞエドワード(笑)
生きてて良かったね・・・(´ω`)
そして同行して二人の旅をフルサポートするエドワードの秘書の人がいい味出してました。
エドワードに余命宣告がされた時のやり取りがまずいい味出てた。
「私は、どう接すれば?あなたの・・・その」
「死についてか?君ならどうする」
「秘書に全財産を残します」
オイ!!Σ(;´д`)
遺産目当てか!!(笑)
それをニヤリとジョークを言って流したエドワードがいい味出してましたけどね。
マスタング(車)に乗るところではカーターがはっちゃけててビビったわ。
最初はもったいなそうに普通に運転してたのに、いきなりエドワードを挑発し始めて並走してガツン!て・・・
えええーーーー!!!!Σ(;´д`)
カーターあああ!!!;;;
運転すると性格が変わるタイプだったんか・・・(;´ω`)
車ボッコボコになったけど大丈夫だったんだろうか。
エドワードが金持ちだから大丈夫か(笑)
タトゥーはカーターが完全拒否(笑)
その後フランスに向かう途中の飛行機で、二人が寝てるうちにこっそり美女と楽しんだエドワード。
こっそりこっそり自分の席に戻って、ふとカーターを見る。
<●><●>
カーターがホントにこんな目してて吹いた(笑)
黒人さんは目だけ白いから、なんちゅーかインパクトがあるね(笑)
その後神さまはいるのかの話になって、エドワードが言った台詞。
「あんたが間違ってたら?」
「そう願うね。間違ってたら”神の加護”を得られる」
へー、そういう考え方もあるのか。
まあカーターに「そんな都合よく行くか」って一蹴されたけど(笑)
でも、それってエドワードは心のどこかで神さまがいてほしいと思ってるんじゃ?て思いました。
無神論者にも色々いるんだね。
その後フランスでカーターが出血しちゃったり、カーターの奥さんから「夫を返して」とか電話がかかってきたりでエドワードが心配して帰るよう促すんだけど、頑として帰らないカーター。
エジプトのピラミッドで天国の門の話をしたり。
タージ・マハルで土葬か火葬か?なんて話をしたり。
エベレストに行ったんだけど登れなかったりしつつ。
てか、そこでもまた秘書がいい味出してたぜ(笑)
「悪い知らせともっと悪い知らせがあります」
悪い知らせオンリーかい!Σ(;´д`)
「悪い方はなんだ」
「吹雪です」
「そうだな。見ればわかる」
「春までやみません。それがもっと悪い知らせです」
「OH・・・orz」
秘書ぉぉぉぉぉ。
いや仕方がないとはいえ、なんつーかもっとなんか言い方とかさあああ!
でもこの秘書すごくいい味出してます。
こんな一件投げやりそうな態度だけど、エドワードがたまにいいことすると嬉しそうに笑っていたりするし。
結構主人思いの部下だと思います、口のきき方がなってないけど(笑)
「春か」
「また来るか、春に」
「そうだな、また来よう。春に」
その頃まで二人とも生きてるんだろうか・・・ってせつなくなった(´・ω・)
その後色々あって旅行を中断して帰ることになったんですが、二人がけんか別れしてしまう。
その後の二人が対照的でした。
孫までいる家族に囲まれて暖かい食事を取るカーター。
しゃれた豪邸にひとりぼっちでレトルトを食べようとするエドワード。
本当に、この二人はどこまでも対照的。
それからカーターが危篤になってしまい慌てて駆けつけたエドワードと和解するのですが。
泣けた・・・ほんと、ボロボロ泣けた。
最後の一瞬まで彼は無駄にしなかった。
最後まで人生を楽しんでいたよ。
その後、棺桶リストを引きついだエドワードも逝ってしまい。
でも、彼も最後まで人生を楽しんでいた。
いいな、死ぬならこんな風に死にたい。
最初はがんの治療がつらくて「心臓まひで死ぬ奴がうらやましい」とか言ってたのにね(笑)
最後にかけがえのない親友を得て、天国の門できっと彼が待っていてくれる、彼に天国を案内してもらいたいとそう言えるようになったエドワード。
最初のギラギラした野心家とは別人のように穏やかで満ち足りた表情でした。
そしてラストに、一番最初にエベレスト登山してた人の映像に戻るんだけど・・・
お前か!!!Σ(;゚д゚)
おお・・・おおおおお(´;д;)
なんかもう・・・おおおおお!!!(つд`)゚・
一人じゃなかった、エドワードは最初から一人じゃなかったよ
家族じゃなくても他人の彼らのために棺桶リストを引き継いでエベレスト登山しちゃうくらい想われていたよ!
うわあああ(つд`)゚・
すっごい面白かったです・・・!(´;д;)
観て良かった・・・!