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09/5/1設置。 ゲームプレイ日記とかマンガ感想とか、何観たとか食べたとか時事話とか。 ネタバレ多め。
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300<スリーハンドレッド>

観ました。

超!面白かった!
なんかレギンレイヴを想い浮かべる映画でしたよ。
もちろんレギンレイヴより救いのある終わりだったけどね。
レギンレイヴもむっさいなーと思ってたけどこれもあんまり変わらなかったw

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スパルタの300人が何かと戦うってことしか知らずに観ましたが、まさかここまで男気溢れる熱い話だとは思いませんでした。
レオニダス王かっけぇー!!
スパルタってあんまりいいイメージがなくて、どんなに野蛮な民族なんだろうとか思ってたら結構頭の切れるいい王様でした。
妻と国と民を大事にしてるいい王様じゃないか!
てかあんな自ら最前線に立つ王様なんて珍しいんじゃない?
声を張り上げ槍を振り上げ、味方を鼓舞しながら一番活躍してました。

ところであんなに顔の濃い俳優なんていたっけ?と思って調べてみたらオペラ座の怪人のファントムで驚愕した。
えっ・・・
えっええええええ!!!?(;´д`)
ファントムの人!?
ええええええ!!!?
違いすぎ!!!

いやぁ・・・メイクってすごいですねえ・・・(;´ω`)

スパルタ軍すごくかっこよかったですよー。
300人vs10万人ていう時点でもう気が狂ってるとしか思えない。
そして装備もなんという軽装備・・・
槍、剣、楯、兜。
身を守るものは楯と兜だけ。
そして着てる者は靴とパンツだけっていう・・・
肉体美むき出しですよ!ていうかそんなんでいいのかよ!どんだけ軽装備なんだよ!どうやって身を守るんだよー!(;´д`)
しっかしほんとみんな筋骨隆々だな。
よくそんな肉体美ばっかり集められたね、全員身体づくりはしたみたいだけど・・・(;´ω`)

途中でアルカディアの援軍と合流するのですが、そこでのやり取りが良かった。
アルカディアのダクソスに「たった300人?」と言われて、レオニダス王はアルカディア兵に職業を聞いていきます。
「鍛冶屋」とか「彫刻家」とかの返答を聞いて、レオニダス王はにやりと笑うのです。
「我々は全員が戦士だ。戦士の数は我らの方が多い」

かっけぇ・・・!(*゚д゚)
んでいざとなったら槍と楯とチームワークでありえないくらい絶望的な状況を何度もひっくり返してすごかったー。
楯がものすごい役に立ってた。
確かにでかい楯だけど、あんなに役に立つもんなんだね・・・!
楯としてだけじゃなくて相手を殴りつける武器にもなってて吹いた。
いやあ頭が柔軟だなあ。

でも、谷という地形を利用して戦ってた割には結構前に出て斬り合いしてる場面も多くて、観ててハラハラしました(;´ω`)
お前らそんな前に出て谷に戻れなかったらどうすんのぉー!って・・・
でもそんな心配全然無用だった。
そもそも丸裸のような身体を楯ひとつで守ってる連中だもんな・・・
ありえねぇ。

撮り方がすごく好みでした!
戦いでスパルタ軍が敵をバサバサ斬っていくところをスローモーションで映したりして、またそれが惚れぼれするほどいい動きで見ごたえがありました。
あの無駄のない流れるような動きはまるで演舞かなにかを見ているようです。
ほんとほれぼれ。

敵のペルシア軍ですが、それはもう次々と色々な刺客を送りこんできて面白かったです。
ほんとにレギンレイヴっぽかったわwww
最初に数で圧倒された時のあの気持ちはレギンレイヴで敵のでかさを観た時の絶望感によく似てる。
もう二度と生きて故郷の土を踏めないと覚悟するあの気持ち・・・!
最初は普通の軍隊だったんだけど、その後忍者みたいな不死軍団を送りこんできて、その後は騎馬隊、その後はサイ、その後は象www
サイと象のくだりはアウズンブラだああああ!って思ったwww
サイを投げた槍で仕留めるシーンはすごかった。

不死軍団のところもすごく好きです。
初めてスパルタ軍に戦死者が出る場面でもあるんだけど、大男とレオニダスの戦いもよかったしその後のアルカディアの加勢もよかった。
あそこが唯一のダクソス達のの見せ場だったなあww
それまではスパルタの太鼓持ちに徹してたんだけどね。
でもがんばってたんだけどスパルタの語り手に素人呼ばわりされてて吹いたwww
まあ確かに素人だけどさwww
敵のかく乱作戦としてはかなりいい働きだったと思うよ!

そしてダクソス達ががんばってる間に体制を整えたスパルタの反撃が始まるんですが、あの時の体制を整えたスパルタ軍のシーンがすごく好きです。
どいつもこいつも「これからが本番だぜぇ・・・」って顔してやがるww怖ぇwww
さっきまでも充分押してたのにこれ以上やるつもりかwww
容赦ねええwwww
ホントあのシーンは好きです。

戦い以外にも色々な演出がいいです。
割とグロいんですけどね、死体の林とか死体の壁とか。
でもそれに気づいた時の敵の表情とかにニヤリとする。
戻るなら今のうちだぜ感がすごい。
まあスパルタ兵は出会ったら漏れなく命を奪うから戻れないけど。

あとはステリオスが好きですね。
いいキャラだった・・・
敵の数におそれおののくダクソスの横でぎらぎらした笑顔で笑ってたことが忘れられない。
「ようやく私に最高の死を与えてくれる相手と戦える」みたいなことを言ってダクソスが困惑してたのが面白かった。
そしてあの瞬間、この映画でのアルカディア軍は本当に素人なんだなって思いましたよ。

んでステリオスですが、業務外労働中に敵が来た時にほぼ裸の状態なのに剣引き抜いて敵に斬りかかってったり、スパルタ軍隊長の息子とコンビ組んで楽しそうに戦ってたりと色々和み要素でした(和み?)
いやーなんか笑顔なんですもん。
あの映画、主人公の王様が常に厳しい表情してて緊張感溢れてるからステリオスみたいに笑顔の人あんまりいないんですもん。
夜の宴は別だけどね。

そして最後にも美味しいところ持ってったしな・・・
不意打ち役をもらってたんですが、王を踏み台にしたのでものっそいびっくりした。
えっ今踏み台に・・・王を踏み台に!!?(;゚д゚)
もちろん王は気にしてないというかそれどころじゃなかった。
あれはステリオスにしかできない気がする・・・
レギンレイヴの北の民っぽくて好きだなー。
明るくて気楽そうで、でもしっかり戦うところとか。

隊長の息子のアスティノスもいいコンビだったんですけどね。
こっちは死んじゃうからなあ・・・
超強かったのに惜しいわ・・・(´・ω・)
直前が彼最大の見せ場だっただけに、あそこで死ぬとは思わなかった。
やっと父に認めてもらえたっていうのに・・・
息子を失った後の隊長の咆哮がものすごかった。
鬼気迫るとはあのことだ・・・
でも敵の中に突っ込んで息子の亡骸を抱えて泣く彼をスパルタ兵が連れ戻して、楯で覆って庇ったのはちょっと嬉しかった。
仲間なんだなあと思って。
スパルタ軍の信頼感はものすごいと思います。
でも信頼感がなきゃーそもそも300人ぽっちで来ないよな・・・

一方、王が戦ってる間に王妃の方でも戦いがありました。
王に援軍を送るために色々と働きかけてたんですけど、評議員のセロンていうやつがもうほんとにひどい下衆で彼が出てくるとうげえとなりました。
王妃の方も全力で嫌ってて、彼が出て来ただけで眉間にしわが寄ると言う嫌いっぷり。
それなのに身体を差し出さなければならない状況になって王妃にはものっそい同情した。
んでその後に逆にそれを楯に約束を反故にされてマジ死ねって思ったら王妃が評議員全員の前でセロンを切り捨てたので(゚д゚)ってなった。
す・・・スパルタは女も強いですね・・・!!(;゚д゚)
でもスカッとした!
すげースカッとした!
王妃すげー!!!

戻って来られたらよかったんだけどね・・・。

王と299人の兵は戻ってこなかったけど、戻って語り手となった1人が1年後に軍勢を率いることになるので王たちの死は無駄になってなくて報われた感がありました。
流石にそこはゲームとは違うぜ・・・

あ、そうそうこれを忘れちゃいけない。
敵のペルシア人はとにかく変な人が多かったんですが、その最たるものがペルシア王のクセルクセスでした。
なんつーかもう全身からあふれ出るイロモノ感がすげえ。
2mありそうな長身に小麦色の肌、スキンヘッドで女みたいなメイク。
体中に金のピアスとかネックレスとかがじゃらじゃらしてて、服はやっぱり金のパンツと靴だけ。
なんかパンツだけってすごい多いんだけどなんなの?
存在感のある人だったわー。
あれスキンヘッドだったけど髪の毛生やしたら女に見えるかもしんないな。
いや、女っつーかオネエの人に見えちゃったかもしんないな。
やっぱスキンヘッドでよかったかも。

んでペルシアはなんか変な乗り物大好きなのよね。
あれは籠でいいのかな・・・台座?
座ってる台座ごと人力でうごかしたりとか、とにかく無駄なことが多かった。
どんだけ金持ってんだよペルシア。

映画の中のペルシアがあまりにもおかしなことになってたので、これどっかから怒られるぞwって思ってたら案の定イランからクレーム付いてるらしいです。
そりゃそうだww
いくらなんでもこれが史実のペルシアとは思わないよ、ていうかこんなであってたまるかwww

クセルクセスは尊大な王でしたが、ラストにレオニダスが一矢報いていたのでこっちもスカッとしました。
うん、そうだよねあれ狙えるよね。
スパルタの人は何故か弓矢を使わないからクセルクセスも油断してたんだと思うんだけどさ、私はもうあの位置からヘッドショット狙えるよなどう考えてもと思ってずっとうずうずしてたよ。
やってくれたからスカッと感がすごかった。
まあヘッドショットできなかったけど流石にそれやっちゃったら史実と違いすぎちゃうからねw(ノ∀`)
あの後のクセルクセスの現実を受け入れられてない表情がすごくよかったのでそれでいいですw

矢といえば、矢もすごかったな・・・
矢の雨ってのを初めて観た。
ありゃ確かに雨だわ・・・

倒れた王とスパルタ兵たちはまるで絵画のようでした。
倒れることがわかっていてもスパルタは絶対に退かぬ、降参もせぬの言葉通り、彼らは最期まで戦いぬいた。
彼らの意志がしっかりとギリシアに伝えられていたことが嬉しい。
救いのあるラストでよかった。
あの後の戦いは勝つと信じてます!

それにしても、R15だけあってグロいわエロいわで色々びっくりしたww
血沸き肉躍り手足舞い散る戦場でした。
たまに首も飛んでた。
でもそれを見てたらレギンレイヴやりたくなったのでこれからハードモードでのプレイを敢行します(`・ω・´)

面白かった!
すごく面白かった!
戦士はやっぱり退かないんだね・・・!
死ぬその時まで戦士なんだね!
そしてその意志が次の世代に引き継がれていくんだね!
なんだかレギンレイヴでのモヤモヤが解消された気分です。
やっぱり世界リセットはないよなー・・・
アレもこうやって次の世代に引き継がれて欲しかったぜ。

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