読みましたー。
お正月にぴったり(*´∀`*)

まあ作中は夏でしたが。
面白かったですー!
須藤先輩を見直した。
選手の時は威圧感と存在感たっぷりなのに読手になった途端に空気に溶けたように自然な読みをするとは・・・
プロだなあ、こういうプライドに実力が伴ってる人は大好きだvv
先生の「須藤君の良さはあの気位の高さ」という評価にキュンと来た。
気位・・・確かにプライド高い。
でも、須藤先輩はきっと地道な練習を厭わない人なんだろうな、と。
だからこそ名人研究のために読手やったりするんだろうし。
それであの「本当に高いプライドは人を地道にする 目線を上げたまま」に繋がるのだろうなあと思います。
プライドって言葉がいい意味で使われるの久しぶりに見た。
誇り高い→いい自尊心
プライドが高い→悪い自尊心
みたいな使われ方が多い気がする。
でも人が生きるのにはある程度の自尊心は必要ですよね、いい意味で。
最近は自分の劣等感の裏返しみたいなプライドを持った人ばっかりだけどさ。
須藤先輩のはそういう自衛のためのプライドなんかではないんだろうな、と。
しかし須藤先輩はやっぱり北央の人なので北央が負けそうになると咳払いしてみたりで敵味方にプレッシャー与えてアレだったんですが(敵味方って)
それでも読手になると心境は変わるもんなんですね。
敵であっても真剣になってる人の集中力を邪魔したくない、とか。
ああいう潔さがあるところが素敵だ。
それにしても、肉まんくんが真っ先に負けるとは思わなかったなー。
確かにAクラスだけど一年生なのに・・・年齢じゃないんだなあやっぱり。
妙に遅くてやりにくいってどういうことだったんだろう、もうちょっと詳しく描いてほしかったな。
相手が遅い分には有利のような気がするんだけどな。
んで残り四人全員が運命戦・・・
おおお。
色々作戦があるんだなあ団体戦だと。
でも太一が勝った!
太一!太一ぃぃぃぃぃ!!!おおおおお!!!(つд`)゚・
ヒョロくんもかっこよかったよ、でも太一が勝ってくれて嬉しかった。
運命戦は運命じゃないってああいうことか・・・
自分で手繰り寄せるものなんだなあ・・・
しかし、机君とかなちゃんがあんなに強くなってたなんて思わなかったよ。
成長したなぁー・・・!
千早と太一と肉まん君の影に隠れてあんまり描かれることはなかったけど、いつの間にか強くなってたんだなぁ。
二人が相手を圧倒するシーンがあってちょっと嬉しかった。
二人ともよくがんばったねぇ・・・!
負けちゃったけどね(´・ω・)
でも北央相手に運命戦に持ち込めるなんて上々よ!
千早の方は若干伸び悩んでいる様子。
新しい武器を手に入れると悩む・・・
確かにあるよねー。
新や名人たちは突き抜けてるけど、千早はまだ自分の道を手探り中なんだな。
やっぱ詩暢ちゃんより周防名人の方が近いのか・・・
性別を超えてるなーホントに。
音になる前の音が聞こえるってどんな感じなんだろう。
想像もつかないけど、でも千早は確かに頭で考えるより音で感じて動いた方が速いような気もするし。
詩暢ちゃんの正確さと、周防名人に似た感じの良さ。
二兎を追うものは一兎も得ずとは言うけれど、千早は欲張りさんなのできっとどっちも伸ばそうと努力していくんだろうなぁ。
しかしここで疑問なんだが、新達は本当に自分の道を完全に理解して突き抜けてるんだろうか。
全然描かれないからわからないけど、彼らは彼らなりに努力してるんじゃないかな、とかふと思ってみたりする。
いつか少しでも描かれるといいな・・・いやたまーに大会とかで勝ったり負けたりその後練習に打ち込んだりは描かれる時もあるんだけどね。
もうちょっと掘り下げてだな・・・
・・・いや、やっぱりそこまで描かれることはなさそうだね(´・ω・)
そんで新。
相変わらずブレない男やで・・・(;´ω`)
でも確かに新に団体戦は似合わない。
なんつーか、他人には目もくれずに真っ直ぐ自分の道を歩いていく感じだもんね、新って。
ちょっとさびしいような気もする。
でも新らしいと思う。
まあ千早は不満だろうけど(笑)
新、個人戦に出てくるのか・・・
千早達と会えるかな?
楽しみ!(・∀・)
しかし新に電話してる千早を目撃した太一の表情がなんていうかね・・・(;´ω`)
戦う前から負けを認めているような顔だな。
でもそれでも諦められないという。
諦めるなよ太一・・・
なんかちょっと応援したくなったわ。
太一もどこか孤独感が漂ってるよなぁ・・・
色んなものを手に入れられるけど欲しいものだけは絶対手に入らないみたいn(しつこい)
でもあんなに頑張ってるんだから手に入れることが出来てもいいような気がした。
まあメインルートではない感じではあるんだけd(しつこい)
太一ルートがあってもいいよね的な・・・(乙女ゲームかよ)
あとは一年生達が順調に育ってきてるね!
二年生組は肉まんくんのかるた会に取られたけど、一年生組はみんな白波に入ったのか。
原田先生の下なら伸びるだろうなあ、花野さんの怯えっぷりは見ていて面白い(笑)
花野さんもねー、どうなんだろうね?
この先が色んな意味で楽しみな人物ではあるね。
筑波君もね。
ところで、学園生活でも部室を一部譲ったり色々あったみたいで。
その時に古典の先生が言ってた一言がなにか気になります。
「最終的に勝負で自分の命運を握るのは自分じゃないとなんとなくでもわかっているのはたいしたものです」
・・・・・・うーん、難しい台詞だな・・・!(;´д`)
運は自分の力で手繰り寄せるのが信条なのでこれはなかなか理解が難しい。
でも千早の場合は確かに人徳っつーか、周囲の力で勝ててる面もあるのかなあ、とか。
なんていうの?元気玉的な勝ち方をする子なのかなあとか!
まあ、情けは人のためならずと言うことですね・・・
人にした善行はいつかぐるりと回って自分に帰って来るのです。
運が自分の命運を分ける局面で、それまでの人徳が物を言う場合もあるのだろう。
でも人によると思う。(コラ)
千早はそういうタイプだ、と理解しておけばいいのかもしれない。
しかしあの古典の先生はなかなか粋な人ですね。
たとえ話や話す内容が雅だ・・・古典の先生だけに。
あとは11巻目にして初めて「ちはやふる」の解釈がちゃんと為されたり。
そういう解釈なんだー。
まあ色々解釈はあるんだろうけど、かなちゃんの解釈は素敵だな。
しかし「ちはやふる」と「あらぶる」が対になってるとは思い付かなかった。
解釈としては神様とタタリ神みたいなもんかな。
どっちも神様の力を表してるんだもんな。他にないんだっけか、神の力を表わす単語・・・
そうか、あらぶるが割とポピュラーな単語なだけにちはやふると対って言われるとピンとこないけど、そういうものか・・・
まああらぶるなんて最近急に使われだした単語だしな。ネタで。
なかなかちはやふる、と言いあらわせるようなシーンもないしな。
最近はあらぶってるものばっかりだ。いいんだか悪いんだか。
それに世相的に、普通にいい神様より破壊神が好まれるようなご時世でもあるような気がするようなしないような(何)
まあ多分作るよりも打ち壊す時期なんだろうよ、今は(だから何)
それから千早がいつの間にか袴を自力で着られるようになってて、千早母と一緒に感動しました。
そうかーすごいなあ・・・
やっぱり慣れなんだねえ。
和ってやっぱりいいなぁ。
なんか色々と勉強になりました。
面白かったです!
次の全国大会編が楽しみだvv(*´∀`*)