フランスのアニメ映画。
なんかジブリのコレクション?みたいな感じだし評価高いので観てみたんですけど・・・うん・・・?
シュールすぎて私には付いていけませんでした(;´ω`)
ちなみに80分と短いんですけど、その割に見ごたえがあった気がします。

おばあちゃんが最強な映画でした。
ざっくり言うと、自転車の選手になった孫が誘拐されてしまって、おばあちゃんが助け出すためにがんばるお話。
無償の愛過ぎるだろおばあちゃん・・・!(つд`)゚・
愛を一身に受けるだけの孫にイライラしてしまったよ。
一から十までばーちゃん任せかよ孫!おぉい!!
しかし音楽は良かったです。
オープニングの舞台での音楽とか、途中でおばあちゃんたちが抜群のリズムで音楽を作り上げるところとか、好きだなあ。
あとは絵のタッチがとても不思議でした。
鉛筆で描いたような線にセピア調の色合いなのに、しっかりとCG使ってて海がうねるところとか妙にリアルだったり。
最初はちょっと手塚治虫っぽい絵柄だなーなんて思いましたけど、手塚どころじゃなかったです。
デフォルメすげぇー!!!
成長した孫にすごいびっくりしたわ・・・
小さい頃は男女どっち?みたいなふっくらした可愛い子だったんだけど、大人になったら無駄な肉全部削ぎ落して足の筋肉になったみたいな体型になってて。
腹の細さとかどういうことなの・・・
あとは建物とか乗り物とかね。
ビル群高っか!!
船でっか!!
個人的には、孫を攫った船のデフォルメが一番好きです。
魚眼レンズかwwwwww
おかしいwwwその背丈おかしいwwww
間違いなく転覆するわwwww
あとは脱落した選手たちのぜーはー言ってる顔とかな・・・
てか、孫の脱落が速かったのがなんか個人的に・・・
お前疲れてるなら疲れてるらしい顔しろや・・・
他の脱落者に比べて全然息上がってないだろ!
本気出せよぉぉ!!
てか孫、どんな状況になっても表情一切変わらないのでなんか薬でもキメてんじゃないかって私はそっちが心配になりました。
内気で片付けられるのかあれは。
あと、飼い犬の扱いがなんだか切なかったです。
孫から犬に対しての愛が全然あるように見えない・・・
あれは散歩もしてあげてない気がするー。なんか可哀想だった・・・
おばあちゃんから犬にはベルヴィルで色々やってるうちにそれなりに愛があるんだなってわかりましたけども。
おばあちゃんが机をトントンしたらそこに犬がどんっと顎を乗せてなでなでしてもらうのが可愛かったです。
孫・・・
おばあちゃんはすごかったですよー。
孫のトレーニングに付き合って、トレーニングに疲れた孫のマッサージしてご飯作って孫が寝落ちしたらベッドまで運んで、救護車の屋根に乗りこんでまで応援に行って、攫われたら20分1フランの足こぎボート借りて海を越えるという・・・
まずは足こぎボートで海を越えるところにつっこみたいけど、しれっと盗みましたね、ボート。
そしてアメリカのベルヴィルへ。
孫のためなら不法入国しちゃうおばあちゃんすげぇ・・・!
そんなスーパーおばあちゃんでもやっぱり見知らぬ異国の土地では路頭に迷ってしまうんですが、そこで三つ子のスターだった三人のおばあちゃんたちと出会います。
そして彼女たちに世話になるんですけど、それがまたなかなかショッキングな映像でした。
カエル・・・
カエル・・・!!?
川に何かを獲りに行ってその漁の仕方もショッキングでしたが、獲ったものがカエルだったのもショッキングでした。
てか、あの・・・
カエル・・・丸のまま・・・(((((;゚д゚)))))
あれはすごい・・・
でもなんか三つ子のおばあちゃんたち可愛かったです。
貧しくても楽しそうに笑いながら生きてて、たくましかったですし。
おばあちゃんって強いですね・・・!
しかし体力的に強すぎるのではないだろうか。
アニメだからそこはつっこんじゃダメか(;´ω`)
三つ子のおばあちゃんたちは孫を取りかえすのも協力してくれたし、ほんといい人たちでした。
なんかあの人たち、楽しそうだからってだけで協力してくれてた気がするwww
いや、でも出会ったばかりのおばあちゃんと犬を自分たちのアパートに招き入れてくれたり、孫を助けるのに協力して割と体張って命かけてくれたり、なんかサラッと描かれてたけど超いい人たちでしたよ。
そんでなんであんな楽しそうなのwwww
人生楽しみ過ぎてるwwww
もちろんおばあちゃんと犬も大活躍でしたよー!!
4人のおばあちゃん大活躍過ぎて痺れた。
どんだけかっこいいんだよwwww
なんか色々つっこみたいけどつっんだら負けな気がするからやめとくわwwww
おばあちゃんに気付かずに自転車こぎ続ける孫を見るシーンにすごい色々な思いが詰まってる気がします。
孫・・・
孫は最後までおばあちゃんが助けに来てくれてたことに気づいてなかったので割と本気でなんかキメてたんじゃねーかな。
最後の最後で一言だけおばあちゃんに対する言葉が入ってたので、なんかそれで報われた気がしますよ。
孫にとっておばあちゃんは自分の全てを任せられる絶対的な存在だったのかもしれんなー。
ちなみに主要人物はほぼ台詞無しです。
自転車レースのナレーションとかはめっちゃ喋ってたんだけどね。
三つ子のおばあちゃんたちがちょっと喋るくらいかな。
あと、エンディング後でボート屋の主人がまだ待っててクスッとした。
忘れられてなかったwwwww
シュールwwwww
しかしなんであんなに評価高いんでしょうか・・・
なんか懐かしさみたいなものが受けたんでしょうかねー?
あとはおばあちゃんのかっこよさとか?
私の中ではそこまででもないです。
多分私はもっと直接的なものが好きなんだと思う。
でもラストで孫がちゃんとおばあちゃんの愛に気付いて受けとめてたのが伝わってきたので、なんか愛にあふれた映画だなあと思いましたよ。