うん・・・つまんなかった。
途中で投げ出そうかと思いましたが借りた以上はとりあえず最後まで見ようと思いました。
でも最後まで見たらもっとつまんなかったお・・・(´・ω・)

なんだろ、なんだろうなぁ・・・・・・そう!
華やかさがない!
バットマンとかと比べるとつまんないとか最初は思ってたんですけど、比べなくてもつまんなかったぜ。
そういえば監督のインタビューかなんか読んだ時に「ヒーローであることに悩むヒーローを描きたかった」みたいなのがあった気がする。
悩んでたね・・・確かに悩んでたね・・・
ちょっと鬱陶しかった(オイ)
主人公は盲目の弁護士なのですが、生まれついての盲目ではなくて子供のころに視力を失って、その代わりに超人的なセンサー能力を身に付けた人だった。
そして昼は弁護士、夜はデアデビルの生活。
それは別にいいんだけど、なんかもうちょっと華が欲しかったなぁ・・・
みんな普通の域を出てなかった気がする。
ボスですらも。
超人とかじゃなくてみんな普通の人間なんだよ。
なんていうか超人を想像しちゃって見ちゃったからがっかりでしたよ(´・ω・)
主人公が戦う相手も、最初から大ボスを狙ってるわけではなくて本当に普通の犯罪者だったり、しかも殺しちゃったりしてたのでええー・・・(´д`)ってなった。
いやまあレイプはよくないですけども。
なにも殺すことはないだろう。
いやまあ余罪ありそうな人だったけど。
でも裁判で負けたから殺すとか・・・
・・・いやそういうわけじゃないんだろうけど、自分が裁判して負けた相手を狙ってたらそこから足が付かないか、普通。
よく今まで身バレしなかったな・・・
弁護士仲間がすごいいい奴でした。
タカ&トシのタカにすんごい似てて集中できなかったけど。
そして役としてもタカっぽい抜けてる感じの役で余計タカに見えた。
いい人だったよ!
ただ主人公がデアデビルだって知らないし主人公も悩む素振りは見せる癖に話さないからさ・・・
イライラしたわぁ。
言うなら言う!
言わないなら素振りも見せない!
やりきれ!(#´皿`)
その弁護士仲間がまた「話せよ」とか言ってくるタイプのいい奴だから余計イライラした。
あいつには言っちゃってもいいんじゃないの、多分。
あ、でも万が一の時に共犯みたいになったら危ないからとかかな。
あと、主人公は音に敏感すぎて大きな音が苦手なんですが、だからって外の音をオフするために水の入った棺桶で寝るとかさ・・・
陰気だわぁ・・・(;´ω`)
もう悩むわ水棺で寝るわ暴力シーンで他の人に見られちゃって怯えられちゃったりして余計鬱になったりしてもうなんなのこの鬱々したヒーローとか思って結構投げ出したくなりました。
またそのヒーローに悩む日常の描写が長かったので、というかほぼメインそれみたいになってたので余計面倒くさかった。
どんだけ悩むヒーロー撮りたかったんだよ監督・・・
そんなに長い映画じゃないのに7割くらい主人公が悩んでた気がするから多分そこ抜いたらすごい短い映画になりそうな気がするよ。
なんかバットマンの執事さんみたいに奥深いところを相談できる相手がいないのよね・・・
相談できそうな人はいるんだけど、しないし。
理解してくれそうな人もいるんだけど、深入りしてこないし。
そんなわけで主人公が一人でじめっと悩んでる感じが私はダメでした。
相談しよう、一人でダメなら誰かに相談しようよ。
お前一人で悶々としてても結論出ねーんだよぉ!
戦いも、敵にも味方にも華がないのであんまりこう・・・見せ場って感じじゃなかったしな・・・(´・ω・)
唯一、ヒロインは華だった気がする。
ヒロインが出てくるところは面白かった・・・ところもありました。
どっかの組織の一員かと思ってたら普通に護身術を習った御令嬢とかだったのであるぇー?ってなりましたが。
そして後半の見せ場でもあっさりと負けて死んじゃうしね・・・
工エエエェェ(´д`)ェェエエエ工
いや、せめてそれはさぁぁ・・・!
死ぬことはないだろう!勝てないまでも!
救いがない!救いがないよ!(;´д`)
うーんでも最後に実は生きてたっぽい空気を作り出してたけど・・・
それでスピンオフのエレクトラに繋がるんだろうなぁ。
一応レンタル予約してるんだけど、なんかあんまりにもデアデビルがつまらんかったので解除しようかなと考えてるところだよ(´・ω・)
ライバル役のブルズアイは飛び道具の使い手で、とにかく恐ろしいまでに命中率が高いうえに手に持てるものならなんでも武器にしてしまうという特徴があるんですが、やっぱり地味だた・・・
いつもベルトに仕込んでる手裏剣を使いきっちゃった時に、ステンドグラスを割ってその欠片を空中でぱしぱしぱしぱしってひとつひとつ受け取ってまとめてから投げるとか、なんていうか・・・いや、うん・・・
地味なんだよなあ・・・(;´ω`)
なんかでも今wiki見たらそのリアル感っつーか、主人公もデアデビルであること以外は普通の人間だとか、扱う問題がリアルなもので地味だとか、そういうのがこの作品の売りみたいですね。
そうなのか・・・それじゃあ仕方がないな(´・ω・)
まあ唯一の救いは、主人公が作中でずっとじめじめと悩んでたことがラストでスッキリ解消されたことくらいですかね。
ずっとデアデビルとして人を殴りつけたりその現場を見られて怖がられたりしながら、「私は悪人ではない」って自分に言い聞かせながらやってて心の中的にもあやうい綱渡りみたいな感じだったけど、最後にボスに止めを刺さずに自分は正義側なんだということを確信したような、そんな描写になっていたのでそれは良かったと思います。
いずれ自分が身バレしてデアデビルとしての償いをしないといけなくなることもひっくるめて受けとめられてたんじゃないかなと思う。
それだけはラストまで見て良かったなと思います・・・
あと、音楽の使い方がちょっとな。
バットマンみたいなクラシカルな音楽と、ギターぎゅいんぎゅいん鳴らすようなバリバリのロックと、両方を使ってたんですがそれがまたちぐはぐなんだよな・・・
どっちかにしてほしかった。
ロックの方のノリノリな音楽はかなり良かったんだけど、でもデアデビルの陰気な雰囲気とはなんか違ってて音楽だけ浮いてたっつーか、違和感だったなー(´・ω・)
全然ロックじゃないだろ主人公。
曲としては良かったんだけどねえ。
ロックじゃないけどエヴァネッセンスのBring Me To Lifeは私も好きでわざわざ探してレンタルしたくらいだしね。
デアデビルの挿入歌だったとはびっくりだよ。他の曲も気になるなあ。
ほんとに、曲としてはいいんだけどねぇ・・・
そんな感じで、良かった点もあるけどつまらない映画でした。