皮膚科の待ち時間中に読んでました。

畠中さんのお話だからどんなかなーと思って借りてみたんだけど、個人的にはイマイチ・・・(´д`)
今回は、9人の幼なじみの複雑な恋模様が描かれてました。
9人て普通に多いよね(笑)
私、話の半分くらいまで全員の名前覚えられなかった。
でもいきなり9人のうち2人が死ぬところから始まるあたり、畠中さんです(´д`)
宇多が可哀相だった・・・
いきなり思い人が死んじゃうとか(つд`)
でも於ふじさんは幽霊になってとどまっていたけど。
読みながら複雑な気分でした。
今回、珍しく主人公が頭の切れる下っぴきだったので、かなりアクティブな働きっぷりが見られました。
しゃばけの若だんなみたいにゆったりと屋敷に構えて他のあやかしに調べてもらって、って感じじゃなくて、自分の足で歩き回って探すので、空回りも無駄足もあるしで逆に効率の悪さを感じます。
はあ、自分で動けるってのも善し悪しなんだねえ。
若だんなはアレだからかえって効率がいいのかも。
いやーそれにしても、9人もいると人間関係がすごい絡まってるね・・・
個人的には重松さんが好きです。
ごつくて豪快で仕事が出来て欲が無くて。
うおお・・・かっこいい・・・!
重松さんの一世一代の告白はかなりかっこよかったです。
・・・フラれた原因がせつなすぎる・・・orz
でもおまつさんはそれだけ弥太のことが好きだったんだろうなあ。
弥太はあの時分になってお染さんと別れちゃってどうなるかと思ったら、最後の最後にさらっていくとかかっこよすぎるんだけど!!
そんな気骨のある男だったとは。
八方美人で優柔不断の、優しくて欲がない男だと思ってたのに。
商売の仕方が変わると人も変わるものなのかな?
どっちにしろおまつさんの出る幕は無かったんだと思うと、切ないような良かったような。
でも弥太のことは見直した。
お染さん、良かったねぇ。
かなりやけっぱちになってたからどんな相手と結婚しちゃうんだろうとハラハラしてたよ。
お絹ちゃんはどう考えても宇多さんが好きなんだけど・・・ね・・・
どうかなあ・・・宇多さんがあの調子だから、まとまらなそうだけど・・・;;
一話ごとに主人公達とは違う恋模様が出てくるのですが、なんていうか・・・
ハッピーエンド少ねえ・・・!;;
うまく行かないんだね、人生って・・・;;
他にも色々あったんですが、割愛。
読んでてせつなくなるお話でした(´д`)