永遠の孤独を持つ弱き者は、最後に跳ね飛ぶ長針を止めるだろう。

そんなわけでDエンドクリアしましたよ。
まずは十一章クリ~ア~・・・
思い出したぜ・・・
マナ様の最期をな・・・!!
っていうか・・・セエレ・・・orz
お前だったか・・・!!
最初はマナを妹だからって庇ってたんですけど、高速回転マナ様に打ちのめされたのかどうなのか。
「うう・・・ごめんなさい。許してマナ・・・
助けてゴーレム・・・!」
助けてゴーレムって。
ついさっき「ダメだよゴーレム、マナは僕の妹なんだ!」って言ったその口で何を言うんだ!!
あああああそうだこのムービーだよ!
「今こそ、神の愛を知るときです!
深い愛、偉大な愛、そして!
慈悲深き鉄槌を愚かな人間に下すもまた、愛・・・」
最期のマナ様の表情は本当に聖母の如く美しい微笑みでした。
避けることなくゴーレムの腕に潰されるマナ様。
うずくまったまま微動だにしないセエレ。
その肩に手を置くレオナール。
セエレを見ることも近寄ることもなく、・・・ただ苛立たしいような、疲れたような顔のカイムさん。
同じ妹を救えなかった兄同士として何を思うのか・・・
誰も何も言わない。
ただ妹殺しの罪だけが、重く少年の肩にのしかかる。
・・・この絶望感がたまらない。
そういえばD・Eエンドはフリフリ生き残るんだった。
そうだそうだ、なんであんなものすごいグロいことになったかって、フリフリが生き残ったのにマナ様が死んじゃうからだった。
マナ様が死んで洗脳が解けたはずのイウヴァルトかなんかやっぱりおかしいことになってるし・・・
結局この後彼はどういう行動に出たのか。
創造主になるったって、卵は産まれてないしなあ・・・
シナリオによると「フリアエを妄執の腕に抱きながら閃光の中に消えた」らしいけど・・・
イウヴァルトのすることだから上手く行くとは思えないし、・・・なんかフリアエ抱えてどこかに去って自爆したのかもしれないな・・・;
フリフリは結局死ぬのか・・・?;;
で、十二章ですー・・・
来たよ来ちゃったよ。
巨大赤ちゃん。
空から次々と産まれてくる青白い巨大赤ちゃん。
うああああやっぱキモーーーーー!!!!
なんかよくある赤ちゃん人形みたいな感じで目は白目だし声だけやたらリアルだし!
なんか緑だし背丈は赤竜様の2倍あるしー!!!(泣)
そりゃ赤竜様も動揺するってもんですよ!!
これが天使に見えるなんて神官長殿も焼きが回ったな!!
もうわからない。
何がどうなっているのかわからない。
神にもわからない。
狂いそう。
で、地上戦ー・・・
ぎゃああああああ画面側に向かって倒れるなあああああ
ぎゃああああああカイムさんを包み込むように倒れるなああああ!!!
いやあああああああ!!!!!(泣)
「殺すことで生きる意味を見いだすおぬしこそ、この世界にふさわしい男かもしれんな」
えっと・・・誉め・・・言葉?
わかりにくいよ赤竜様・・・(笑)
でも確かにためらいなく巨大赤ちゃんをバシバシ殺せるカイムさん・・・
胆が太いわ・・・。
あっ。神官長殿が精神的に追い込まれている。
ていうか私も狂いそうよコレ・・・
ところどころリアルな赤ちゃんボイスが聞こえるんよ・・・
キャアキャアむにゃむにゃ言うてるんよ・・・
そんでこの音楽が・・・
ああ・・・あああ・・・@@
「殺し合うのが楽しいか?ここまで来れば、誰も止めぬ」
心なしか、赤竜様の声が優しげに聞こえるような気がします。
赤子の姿をした敵を殺す。
殺す。殺す。殺す殺す殺す。
泣くことしか出来ぬ赤子のように、それしか知らないように、ただ、殺す。
赤竜様にはカイムさんも赤子のように見えているのかもしれない。
・・・つーか強っ!!
勝てねえ!!!orz
ああ、ダメだ少し武器のレベル上げて来よう・・・@@
・・・レベル上げて再挑戦するも、やっぱり直接戦うのは嫌だったのでレオナール先生になんとかしてもらいました。
ありがとうレオナール先生。
・・・あっ。
せっかく赤ちゃんなんだからアリオーシュ姐さんにあげればよかった・・・
まあいいか。食べられないし。
ていうかむしろ姐さんが食べられちゃったしな・・・orz
「ご馳走、いっぱい!」
なんて嬉しそうな死に顔なんだ。
あれだけの数の赤ちゃんに囲まれて、満足だっただろうな・・・
姐さん・・・お腹いっぱい?(´;ω;)
それにしてもこの巨大赤ちゃん・・・
赤ん坊の癖になんで歯が全部生え揃ってるんだよおおおお。
キモすぎる!!(泣)
そして母登場。
いつも思うんだけどなんでスキンヘッドなんだよ母あああああああ
ああもうキモイ!キモイ!!(泣)
そしてレオナールともさようなら・・・
レオナール・・・大好きだったよレオナール・・・(´;ω;)
かっこよく「さあ、行って!」とか言った直後にセエレに抱きつかれて「なんで一緒に行けないの?」って泣かれて相当キュンキュン来てたんじゃないだろうか。
それで出た台詞が「セエレ、君はとてもいい匂いだ・・・」
場面が場面でなければただの変態だぞレオナール。
最後にやってくれやがって・・・ああもう大好きだ!
死なないでレオナールー!!(泣)
最後の最後にフェアリーに逆らうレオナールはすごいかっこよかった。
今までずっとフェアリーの声を無視してる素振りしながらすごい苦しめられてきたのに、初めてフェアリーに打ち勝ったレオナールはすっごいかっこいいです。
「希望の最期は死にあらず!」
そんな事言いながらアンタは死ぬのか。
仲間に生を託して死ぬのか。
マジでかっこいいよレオナール。
またレオナールとして産まれてきてください。
私は貴方が大好きだ。
「ねえ・・・レオナール、死んじゃったの?
僕のせい?僕のせいかなあ?」
セエレ、何故そうなる・・・!
めそめそと泣くな!レオナールがあの世で泣くぞ!
・・・そして、セエレ。
最後の最後で人柱になることを選択したセエレ。
マナ様が受けた仕打ちを見て見ぬふりをしたりとか、なんか最後の最後で主役を獲ったみたいな展開がどうにも気に入らないのですがセエレの覚悟はすごいと思います。
たとえ眠りに就く前の台詞が、「これで許してくれる?マナ・・・」だとしても、彼は今回ばかりは許されたいがためにやっただけではないと思う。
「母」と共に、醒めることのない永遠の眠りへ。
世界が在る限り、セエレの眠りは醒めることがない。
おとぎ話そのままに、小さな勇者に彼はなる。
「僕をあそこまで連れてって!」というセエレ。
「・・・出来るか?」カイムさんに問う赤竜様。
不敵に笑うカイムさん。
死に怯えるだけのただの人に成り下がった神官長殿の錯乱っぷりが、彼らの行動を引き立てていますよ。
結局、ヴェルドレが一番ただの人だ。
神官長の仮面をひとつ脱げば、ただの人。
そしてラストバトル。
これがまた秀逸です。
敵と戦うのではなく敵を避けて目的地にたどり着くだけのラストバトル。
つーか追撃厳しすぎて戦おうとしたら死ぬ。
見えてるのに!見えてるのにあんなに遠い!orz
カイムさんたちの緊迫した状況がこっちにまで伝わりますよ。
今の赤竜様の背にはカイムさんだけでなくセエレも乗っているはず。
両手を広げて、「母」の膨れあがった腹に向かってまっすぐ飛び降りるセエレ。
途端に、竜に群がる赤子達。
セエレはゆっくりと母の腹に降り立ち、寝床に入るように横になる。
食い破られ、鮮血を流して咆哮する竜。
吹き飛び落ちる剣。
「これで許してくれる?マナ・・・」
セエレが闇に包まれた。
次々消えてゆく母、赤子・・・
その中で真っ白な天使のように眠るセエレ。
世界は、救われたのだ。
・・・これがDエンドですorz
血を流して悲鳴をあげる赤竜様も吹き飛ぶカイムさんの剣も悲しすぎる(つд`)゚・
もう、セエレを送り届ける時点で二人は覚悟していたのでしょう。
Dエンドは珍しいまでにみんなの自己犠牲の上に成り立った世界平和です。
そして生き残りは犠牲にならなかったハゲのみという・・・!
ハゲェェェェ・・・!!
何が神官長だこの凡人がああああ!!
・・・と怒る気力もなくすほどまっさらなエンディングです(´д`)
でも今だから感慨深く見られるけど、リアルプレイだと小さな勇者様のおとぎ話が出てきた時点でプレイヤーの大半はポカーン(゚д゚)だと思。
気づいたらセエレのためにみんなが走ってた的な。
Dエンドは好きですが嫌いです・・・
だってみんな死んじゃうんだもん・・・(´;ω;`)
姐さん・・・
レオナール・・・
赤竜様・・・
カイムさん・・・!
(つд`)゚・
そして最後の希望を求めてプレイヤーはEエンドを見に行くのです。
更なる絶望が待っているとも知らずに・・・!orz
・・・まあAエンドに並ぶハッピーエンド(世界的に)ですけどね。DもEも。
そんなわけでEエンド・・・
見に行きたいが何故か武器が一振り足りない。
何故だあああああああああ
何が足りないと言うんだああああああ
・・・あっ。アレが足りない。
人斬りの断末魔(長剣)。
まあいいや・・・あとで取りに行こう・・・。