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09/5/1設置。 ゲームプレイ日記とかマンガ感想とか、何観たとか食べたとか時事話とか。 ネタバレ多め。
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ちんぷんかん

久々にしゃばけです。

本当は昨日読み終わってたんだけどなんか疲れてたので書けませんでした。
今回も面白かったですーv
やっぱり畠中さんのお話はしゃばけが一番好きですね。

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今回のしゃばけは表紙がいいですねえvv
とにかく鳴家が可愛いvv
屏風のぞきが憎たらしくもかっこいい。
そして松之助兄さんが初めてイラストに!
素朴なお顔立ちをしてらっしゃる・・・v
目の辺りが若だんなに似てらっしゃる。
人の良さそうなお顔です。
やっぱり若だんなのお兄さんですねv


鬼と子鬼
若だんなが三途の川の河原に!
危なかったね若だんな・・・
今回は本当にダメかと思ったよ!
良かった!帰ってこられて本当に良かった!!

火事から若だんなを助け出したときの佐助の「若だんなさえ助かれば、世の全てはなんとかなるんです」発言は噴いた。
どこまで若だんなが大好きなのかwww
可愛いよ佐助マジで可愛いよvv

でも二人とも、若だんなを呼び戻すために随分と無茶しましたね。
手当たり次第に薬を流し込んだみたいですね。
若だんなのためなら若だんな自身の意思も問わないところが愛だけど酷いと思いました(笑)
そして唯一薬の不味さへの耐性という特技を手にいれた若だんなに乾杯☆
でも本人嬉しくないだろうなあ(笑)

子供達と河原でやり取りしてるときは微笑ましかったんだけど、最後はとんだことになりましたね・・・
子供だからといって必ずしも可愛らしいだけの存在ではない、人間くささがしゃばけの登場人物の魅力だと思いますよ。
あと、やっぱりむやみやたらに人に情けをかけるものではないと思いました(´д`)
三途の川の渡し賃をあげたときの亡者たちは恐ろしかった・・・
若だんなだから出来たんだよ、アレは。
人が真似するものではありませんよ。

人間が善人だけではないのと同じで、鬼も怖いばかりではなかったように思います。
河原で石を積む子供達の親代わり、か。
決して誉めたり可愛がったりはしないけど、確かにそうなのかもね。
若だんなの後を追いかけてくる鬼は怖かったけど、すぐに足下のものに気を取られたりして愛嬌も感じました。

冬吉は大丈夫だったかな・・・?
若だんなより影が濃かったくらいだから、きっと若だんなより丈夫に生き返ってるんだろうね。


ちんぷんかん
普段は影の薄い秋英さんが主人公のお話。
そういえば寛朝さんが主人公のお話も無いのに、随分と持ち上げられましたねぇ秋英さん(笑)

寛朝さんは素顔がわかる度に僧らしいところが見えてくる気がします。
最初はなんてごうつくなんだと思ったものだけど。
若だんな達の敵かと思ってたら、最近では鳴家を手懐けようとしてみたりして、あやかしともうまくやっていけるお人みたいですね。
懐が深いわあ。

秋英さんは真面目だけど自分に自信がない人みたいですね?
寛朝さんはかなり前から秋英さんのことを認めてる発言をしてたのに、秋英さんには自覚が無いのかな。

初仕事はとんだことになって大変でしたね;;
勝負に勝つところまでは良かったんだけどねえ・・・;;
寛朝さんはわかってて秋英さんを行かせたのかなあ;
あの人も読めない人だからなあ;;

でも確かに若だんなの相談事は寛朝さんにしか聞けないよねえ。
あやかし関連の相談事に見せかけて、実は若だんなの内面の問題とか。
「つまり、若だんなは少しばかり寂しかったのだ。そう思うがな」
さらりと読んで説く寛朝さん。
かっこいいわー。
寛朝さんの言葉にはひとつひとつ重みがあって、やっぱり名僧なんだなーと思いますよ。

なにはともあれ、秋英さんの第一歩ですね!
めでたい!
でも秋英さんは多分どんなに修行を積んでも寛朝さんみたいにはならないだろうなあ(笑)
多分本当に真面目な、誰が見ても名僧という感じの、人当たりの柔らかい僧になるんでしょうね。
寛朝さんは破戒僧みたいなところがあるからな(笑)
それがいいんだけどね!


男ぶり
若だんなのお母さん、おたえさんの若い頃のお話。

なんかおたえさん、今と昔じゃ雰囲気が違うような・・・!
今は本当につかみ所のないほややんとした天女さんみたいなお人なのに、昔は若だんな女の子版みたいに頭の切れる利発なお嬢さんだったんですね!
そうか、若だんなの賢いところはお母さん譲りだったのか。

守狐がなんだかどこかの赤竜様を思い出させました。
多分赤竜様がカイムさん大好きで過保護だったらこんな感じなんじゃないかなあっていう感じ(笑)
やっぱり人とはどこかズレてますねえ。
でもおたえさんのことを大事にしてるのがよくわかる。
佐助と仁吉も、若だんなにタメ口だったらこうだったのかも。

・・・いや、やっぱり違うかも。

辰二郎さんとお香奈さんは・・・いやーそりゃないんじゃねーの?って二人でした。
おたえさん、よくお香奈さんと友達やってたなあ。
本当に辰二郎さんのこと好きなのかどうかも怪しいじゃん。
なんかおたえさんを陥れるために一緒にいるとしか思えないじゃないですか。
怖いわあ。

辰二郎さんは、おたえさんのお父さんとか守狐が言うとおり大した男じゃなかったみたいですね。
最初は笑みを絶やさなくて堂々としてたから、胆の座った人なのかなあと思ってたのに、すぐにボロが出た。
そりゃ守狐にも小馬鹿にされるわ。

それに対して、籐吉さんはかっこよかった。
っていうかおたえさんへの惚れっぷりが、佐助と仁吉の若だんな大好きぶりと良い勝負でしたよ。
なんか、すごいなあ・・・
本気でおたえさんのこと好きなんだねえ。
でも、おたえさんの縁談についてはどう思ってたんだろう。
自分が選ばれる保障なんて無かっただろうに、よくもまあ・・・
守狐も認めるわけだわ(笑)
なんていうか、後先考えない情熱を見た気がする。

そんで今も超がつく愛妻ぶりなんだから、いい結婚したねえおたえさん。
なんか、ずっと天然でふわわんとしたおたえさんの素を初めて見た気がしました。
可愛らしいお母さんでした。


今昔
今回は佐助と仁吉が喧嘩したり若だんなが不在だったりでなかなか珍しいお話です。
佐助と仁吉が喧嘩するなんて珍しいけど、原因が若だんなをどう守るかなんだから二人らしいよね(笑)

途中で寝てる若だんなと佐助がタメ口で話すところがあって、いつもの佐助とちょっと違ってドキドキしましたvv
屏風のぞきだったかあ。
屏風のぞきって自分以外に化けられたんだ。
なんかやっと屏風のぞきのあやかしらしいところが見られた気がする(笑)

今回は屏風のぞきが一番美味しいところを取ってしまって鳴家に噛みつかれてました(笑)
いやー好きだわー屏風のぞきvv

今回は金次も出てきたしねえ。
金次!懐かしい!
相変わらずヘラヘラしてて緊張感のない貧乏神様ですよ(笑)
喜んだのも束の間、今回の金次は黒かった・・・;;
なんだろう、たまには貧乏神らしく暴れたくなる時があるのかなあ;;;
七太夫もツイてない奴だねえ・・・;;
いや確かにムカつく奴だったけどさ。

今回は鳴家が可愛かったですーvv
もう大活躍して得意げにしてる鳴家が超可愛かったvv

あと、忘れちゃいけないのが松之助兄さんの縁談ですね!
松之助兄さんにも春が来たか・・・
しかし、こじれたねえ・・・!;;
なんか松之助兄さんに幸せになって欲しいと思う反面、おくらさんがちょっとかわいそうだなと思いました;
でも、次のお話でまとまって良かった・・・


はるがいくよ
なんか読んでる間ずっと桜吹雪が舞ってるような気分でいましたよ。
春の美しさと儚さがすごい伝わってきました。
これまでの短編と違って、完全に独立したお話みたいな書き方だったので余計雰囲気があったかな。

小紅ちゃん可愛かった。
綺麗な子でした。
でも若だんなは彼女に恋をしたわけじゃないんだろうな。
恋じゃなくてもあんなに切なくなるなら、若だんなが恋をしたらどんなことになるんだろうなあ。

佐助と仁吉が小紅ちゃんに冷たかったのはアレだよねえ。
すぐいなくなって、若だんなを悲しませる存在だってわかってたからだよね。
そして、若だんなもすぐに成長して老いて、二人の前からすぐにいなくなってしまう。
別れのせつなさ。
置いて行かれる身の寂しさ。

小紅と若だんなだけでなく、松之助兄さんの縁談がまとまったり、栄吉が修行に出ることになったり、色々な別れを予感させるお話でした。
寛朝さんがここでもやってくれた。
この人やっぱりすごいよ。
誰にどういう言葉をかければいいのかわかってるっていうか。

春は別れの季節ですね・・・
桜が散る。
小紅が消えてしまったときの静かなお別れ。
それに、自分と兄や達との別れを重ねた若だんな。

みんな成長していく。
それぞれの道を歩いていく。
変わらないものなんてない。

切ないですねえ・・・

しゃばけには珍しい、静かで綺麗で、せつないお話でした。

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