モバ小説、ヴァイオリニストを読んでみました。
Ⅰ~神童~とⅡ~父の国~。
ひとつひとつが短いので一気に読んでしまいました。

ジム・ブラッキン最高に可愛い。
史上最強の弟属性バイオリニスト!!兄なのに!!(笑)
ヤバイ可愛いわーvv
Ⅰではサブタイトルが神童だったので、10歳の頃の話がずっと続くのかなと思ってたんですが、どうやら10歳は序章だったみたいです。
でも10歳ジム・ブラッキン可愛すぎるよ!
マジ可愛すぎるよ!!
天才的ないたずらっ子だよね!
いたずらに対しても音楽に対しても!
なんかもう無邪気でホントに可愛いかったですvv
インタビューは吹いた。
まあお母さんにああ言われたときから展開は予想してたけどさ・・・(笑)
つか、ママンもああ言っておきながら「頭使って話せ」て!
理不尽!!(笑)
お母さんもいいキャラしてるわーvv
息子に対して放任過ぎるところとか怒りの中にもユーモアがあるところとか、平気で子供を騙して逆ギレするところとか、息子に向かって「マザコン!」て吐き捨てるところとか!(笑)
新しいキャラですよ、息子に対してマザコンて(笑)
パパンも常にテンション高くていいキャラだったなぁ・・・!
いいキャラ・・・だったのに・・・orz
ジム・ブラッキンがどんどん成長していって一流の音楽家の仲間入りをする姿がすごい活き活きと描かれてました。
クラシックってやっぱり素晴らしい・・・!
なんていうんですかね、主人公の感受性が素晴らしいと思います。
明るくていたずら大好きで茶目っ気たっぷりなくせに打たれ弱くて寂しがり屋で繊細で。
だからこそ人より色々な物を感じ、伝えることが出来るんでしょうね。
女王との出会いは情熱的で官能的で、楽器と演奏家は一心同体なんだって思いました。
ストラディバリウス、愛称「女王」。
なんか色々高いらしいヴァイオリンの銘柄が色々出てくるんだけど、サッパリわかりません(笑)
後で調べてみようかなぁ。
演奏家もすごいけど、何百年も愛されて弾かれるような名器を作り出す技術者や、メンテする技術者も素晴らしいと思う。
職人ってすごいわー。
ホント尊敬する。
そんで、ジムがその女王様と出会って素晴らしい演奏をしたまではいいとして、その後のアレがね(笑)
まあしょうがないよ、女王を誰にも取られたくなかったんだよね!
その後のマネージャーとの出会いは・・・いやホント意外でした。
まさかルドが来るとは。
最初は無駄がなさ過ぎて超惚れそうになったんですが、まさかこんなにジム崇拝者だったとは!
彼が一体どんな手を使ってブラッキン担当になったのかが気になります。
手腕は確かなんだよ、ただ目的を決めたら突っ走りすぎるっていうかね;;
盲目的すぎるっていうかね。
ジムが死んだら何もなくなりそうで危ういな。
まあそれはないんだろうけど。
それから妹の誕生や父の死、感覚的だけじゃなくて現実に生臭いまでの人の生と死との出会いとか・・・
あとはジム、女難の相が出てる。
なんか見てるとホントに女好きみたいだからな・・・;;
Ⅰでは二回やられてるから・・・不安になるわぁ;;
Ⅱが終わった時点でまだ20歳になったばっかりだもんなあ・・・;;
そこはしっかりルドさんに見といてもらわないとホント心配ですよ。
Ⅱでは色々と痛い目に遭ってましたね。
プロの洗礼っていうか。
そうか、指揮者は仏様か菩薩様並に人間が出来てる人が多いのか・・・知らなかった。
そりゃ、ジムは恵まれてたね。
今回はソリスト同士、それもずっとソリストでやってきたベテランさんと新人の組み合わせだったから、トラブルがあっても当然は当然だよね。
なんか最初読んでて、ウィリーさんが譲歩するのが大人の対応かなとか思ったんだけど、それじゃジムの成長にはならないし。
これもジムの試練だったんだよ。
でもジムが最後にブチキレてルドに当たったときはなんかスッとした。
ジムは寂しがりなのに、ギリギリまで言わないからなー;;
プレッシャーにも結構弱いし。
最初のコンサートを脱走したときはどうなるかと思った、本当に。
でもそのたびにストリートで演奏して生の人の反応を感じて、戻ってくるんだよね。
ストリートで演奏しちゃいけないって言われても、こういう面があるからそうも行かない(笑)
ルドに目で怒られたけどね!(笑)
つか、ルドはジムの信者過ぎてたまに心配になるんですが・・・
この人、ちゃんと自分の人生生きられるのかな・・・;;
でもⅢでルドに婚約者が出来るらしいので、楽しみです!
ジムがめちゃくちゃヤキモチ焼いて邪魔するらしいので、それはちょっと怖いです;
それにしても、ジムの演奏は未だに悪魔の演奏のままなのかなあ。
今でもシャコンヌ弾くと吐いたりするのかなあ。
いいのか悪いのか・・・;;
今、Ⅵまであるらしいので、これからジムがどういう方向に成長していくのか、楽しみですvv
あと、同世代の演奏家とどう絡んでいくのかも見てみたいし。
ジムは普通の友達とか家族とかの仲はいいけど、演奏家の友達はいないんだよね・・・
いてもおかしくないのに。
競争相手だと思うと仲良くはならないのかなー。
続きが楽しみですv
あと、作中で出てくる曲を聴いたりするとあーコレかーってわかってまた楽しい。
なんかまたクラシックいいなーって思いました。
今、バッハの無伴奏チェロ組曲を聴いてるんですけどやっぱりヴァイオリンよりチェロが好きですね。
ごめん、ジム(笑)
もちろんオーケストラも好きだけどね!
クラシックってたまんないわーやっぱvv