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09/5/1設置。 ゲームプレイ日記とかマンガ感想とか、何観たとか食べたとか時事話とか。 ネタバレ多め。
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輪るピングドラム ③

19~24話、最終話まで観ました・・・

ん、お、お・・・。
なんか、すごくよかったような納得が行かないような・・・
頭の整理がつかないけどすごかった・・・
なんかよくわからないけどすごかった・・・!

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うーん・・・
うーん・・・
ううーん・・・

アレか。
桃果ちゃんとさねとしさんとの戦いを子供たちが決着つけた感じだったのかな。
そうすると、高倉さんちのご両親はさねとしさんの手のひらの上だったってことなんだろうか。
最終話以外の後半エンディングで赤い糸をひいてた両手はやっぱりさねとしさんだったのか。

ペンギン帽は半分ずつの桃果ちゃんだったんだねー。
そんで黒うさぎは半分ずつのさねとしさんだったんだ。
高倉さんちの陽毬ちゃんと、夏芽家のマリオさんの手に渡ったのは、そういう因果だったのかな。
どっちがピングドラムを手に入れても、きっとさねとしさんの負けだったんだろうな。

真砂子さま美しかった・・・!
絶対にさねとしさんのそそのかしに乗らなかったし、最後まで冠葉を止めようとしていた。
決して道を誤らない強さ、冠葉やマリオさんへの惜しみない愛情が美しかった・・・。
ちょっと行き過ぎたストーカーだと思っていてすみませんでした!
真砂子さまは美しい!
ものすごいブラコンだけど美しい!!

冠葉を守るためにボウガンを取った真砂子さまとても美しかったです。
同時に父親への憧れが断ち切られた時の台詞もすごくよかった。
美しい棺・・・。
目に見える美しさには、必ず影がある。
冠葉はそのことに気付いていたんだ。
そして真砂子さま達を逃がして、その影を全て背負ってしまったんだな。
冠葉はどうしてもそういう役回りなんだな・・・。

冠葉と真砂子さま似てると思っていたら双子の兄妹かよ。
ああそうか、冠葉と真砂子さまと昌馬くんと萃果ちゃん、4人とも同じ日に産まれてるのか。
んで冠葉と真砂子さまの父親も高倉さんちの仲間だったから、だからきっとペンギン帽が真砂子さまのところに渡ったんだろうな。
桃果ちゃんがふたつに別れてしまったばかりにややこしいことに・・・。
ひとつだったらもっと話は簡単だったんだろうなぁ・・・。

冠葉の愛情は苦しい。
君さえ手を汚せば君の大切な物は守られるんだよ、て言われたらすぐそうしてしまうんだなあいつは・・・
そんなことをしても陽毬ちゃんは喜ばないと言って拒否するのが昌馬くん。
陽毬ちゃんは喜ばないとわかっていても、やっちゃうのが冠葉くん。
うおあ~~~・・・
本当に見ていてつらかった・・・。
愛の奴隷過ぎるだろ冠葉・・・。
ある意味あいつが作中で一番マゾなんじゃないかな(問題そこじゃない)

昌馬くんは途中から主人公って昌馬くんなんじゃないかなと思いながら見てた。
っていうか陽毬ちゃんの運命の人が昌馬くんだったのはびっくりした。
昌馬くんなのーーーーー!!!?
か、冠葉くんの想いは・・・!?

冠葉くんは冠葉くんで、陽毬ちゃんが運命だったんだなぁって思うし。
人それぞれ、人の数だけ、運命はあるものなんだなぁと思いました・・・。
たとえそれが一方的なものであっても、その人にとってはそれが運命なんだなぁ。

陽毬ちゃんも子供ブロイラーに行った子だったんだ・・・
子供ブロイラーって・・・なに・・・?
最初はなんか抽象的な比喩というか、なにかの表現として施設の形を取っていたのかと思ってたけど、見てたらもっとズバッとした直接的なものなんじゃないかと思い始めて来た。
いらない子たちの・・・安楽死施設的なやつ・・・?
うえあああ・・・エグい・・・((((((||´д`))))))
昌馬くんはそこから陽毬ちゃんを救いだしたんだ・・・。
そりゃあ運命の人だわ・・・。

でも、なんだろうな。
昌馬くんって今もそうだけど昔から誰かのために走ってたんだな。
わけがわからなくても誰かのために一生懸命走って守ろうとすることができるのが昌馬くんのすごいところ。

萃果ちゃんについてはしょっちゅうフェードアウトするのでやきもきやきもきやきもきしながら見ていたよ。
何故こんなにもハブられているの!!
高倉家の一員じゃないから!?でも仲間なのに!仲間なのに!!
最初はヒいてたのに、気付いたらものすごい感情移入してたわー・・・
桃果の日記が冠葉に燃やされた時はイライラの骨頂でした。
う・・・がーーーーー!!!
アホ冠葉!アホーーーー!!!!
さねとしさんの口車に乗せられやがって!
でもさねとしさん真砂子さまを助けてくれてありがとうお礼に殴らせて!!
マジうがーーーー!!!!

日記を文字通り体で守ろうとして、ボロボロになっても喰らいついてきた萃果ちゃん・・・
あなたこそ他人なのに本当に・・・(´;ω;)
あのまま萃果ちゃんが何も役立てないのかとハラハラドキドキイライラしていたのだけど、ちゃんと魔法の呪文を唱えられてよかったよ。
あれでなにか萃果ちゃんの生きる意味みたいなものがひとつ報われた気がした。

そして、最後の生存戦略はどう解釈したらいいんだろうな・・・。
あれだけは姫じゃなくて陽毬ちゃん本人の生存戦略だったんだよな。
状況的に一番助けないといけないのは陽毬ちゃんだったんだけど、あれで救われたのは冠葉だったよね。
冠葉くんが血を流して、昌馬くんが差しだした心臓を陽毬ちゃんが受け取って、ピングドラムは現れた。
でもそれで救われたのは陽毬ちゃんじゃなくて、冠葉の心だったね。

ピングドラムは桃果ちゃんの日記じゃなかったんだ。
あの日冠葉くんが昌馬くんに分け与えた林檎、つまり命だったんだね。
だからペンギン姫は冠葉くんにお前なら陽毬ちゃんを救えるって言ってたのか。
あ、あーわかった。だから輪るピングドラムなのか!
冠葉くんから昌馬くんに分け与えられた林檎、そして昌馬くんから陽毬ちゃんに分け与えられた林檎。
そうやってできた輪、その中をくるくると循環する命(ピングドラム)。
わかったー!

・・・って、すごいタイトルだな。
人に命を分け与えるほどの愛を描いていくということか。
結構まんまだったんだな・・・。
特に冠葉は分け与えまくっていた気がする。

そして、何者にもなれないっていうのは・・・
子供ブロイラーで透明になって行く子供たち、そしてピングドラムを差しだしたら消えてしまう冠葉と昌馬くんのことだった・・・のかな・・・。

何者にもなれずに消えて行ってしまう彼ら。
どうして冠葉と昌馬くんが罰を受けないといけなかったんだろう。
あの日の林檎も分けあえたなら、罰も二人で半分ずつでよかったんじゃないかな。
いや、分け合った結果がああだったのか。
昌馬くんがいないと陽毬ちゃんが子供ブロイラーから救われなかった運命、その分を冠葉くんが。
林檎ちゃんが陽毬ちゃんの病気を治すために使った運命の乗り換えの魔法の代償、その分を昌馬君が。
それぞれひとつずつ担当してしまったんだろうな・・・とは思うんだけども・・・。

昌馬くんはどうしても親の代の罰を受けないといけなかったのか・・・
高倉の実子は昌馬くんだけだったからな・・・。
冠葉は・・・どうして・・・?
さねとしさんの呪いの分かな~。
冠葉は抱え込むよね本当に・・・。

なんかわからないんだけど冠葉は自分だけが汚い仕事をすれば周りはみんなうまくいくと思っているし、昌馬くんは自分が罰を受ければ周りはこんな不幸にならなかったと思っているし、結局二人ともそれを背負い込んだまま消えてしまったので悲しい。
でも冠葉は光を手に入れたし、昌馬くんはようやく望んでいた贖罪が出来たのだから、多少なりとも二人とも報われたところはあるのかもしれない。

ああ、でも冠葉は陽毬ちゃん、昌馬くんは林檎ちゃん、それぞれ愛する女の子の身代りになったんだ。
過去への理不尽な贖罪だけではなくて、ちゃんと望んだものと引き換えになる罰で、そうして彼女たちは助かった。
それだけでも、彼らの思いは報われているのかも。

それに、1話冒頭で銀河鉄道の林檎の話をしていた子供が最終話で二人の生まれ変わりっぽくなっていたから、一応の救済にはなっていた・・・かも。
ていうか、あれってなんで銀河鉄道なんだろ。


ラストで退場してった桃果ちゃんは最高にクールだったなー。
なんかもう最初からこうなるって全部わかってたわ、みたいな顔しちゃって。
本当にわかってたのかもなー。
桃果ちゃんまじかっこいいわ・・・。

さねとしさんはいつまであそこにいるんだろう。
さねとしさんもいらない子供だったのかな。
さねとしさんも愛してるって誰かに言ってもらえたら、あそこから動けたのかな。
きっとさねとしさんは自分と同じ力を持つ桃果ちゃんにそれを求めていたんだろうと思うけど、桃果ちゃんは颯爽と消えてしまったからな。
さねとしさんの孤独は行き場のないまま。
あのまま本当の呪いになって、自分の箱の中に閉じ込められたままになってしまうんだろうか。

ていうかさねとしさん幽霊だったんだ・・・
あと高倉さんちのご両親も幽霊でちょっとこわかったですわたくし。
何がこわかったって冠葉が連れて行かれるんじゃないかって。
まあ実際連れて行かれかけてましたよね。
連れて行かれずに済んでも消えてしまったわけだけど、でもあそこで連れていかれていたらきっとさねとしさんと同じところにずっと閉じ込められ続けることになったんだろうな。

高倉さんちのご両親・・・
思想的には悪くなかったんだけど、それで何故人や物を壊さなければならなかったのか・・・。
普通に市民運動家やってればよかったじゃん!
何故テロに!
なんであんなところで骨になってたんだろね。
誰かに殺されて埋められちゃったのかな。
いや埋められてすらいなかったような。

乗り替えられた運命に高倉さんちのご両親がいなくてワロタ。
まあ、危険だからな・・・(;´ω`)
テロもなかったことになってるんじゃないかな。
ということは、もしかしたら桃果の存在もまるっとなくなっているかもしれないよなーあれは。
それくらい大きな運命の乗り換えだったんだ。
それでもきっと桃果は満足なんだろうな。

多蕗さんとゆりさんは今度こそちゃんと家族になれそうで、なんだかモヤッとしつつも祝福したいです。
桃果・・・。
それでいいのね桃果。
桃果は嫉妬とかしないのかな。
しないんだろうな~・・・
なんか全然多蕗さんとゆりさんのこと心配してなさそうだったもんな~・・・。
どうでもいいってことじゃなくて、二人なら大丈夫っていう信頼があって心配してないんだと思う。
実際、多蕗さんとゆりさんが作中で最初に上がった(相思相愛になった)わけだし。
ちょっと完璧すぎて桃果に対して嫉妬感がある。
かっこよすぎだろ!(*`ω´)


みんなこれからどうなっていくんだろう。
陽毬ちゃんは元気だし、萃果ちゃんと仲良しだし、ペンギンは相変わらずいるし。
冠葉と昌馬くんはちびっこでいるんだけど、今後関わって行くことはあるのかな。
ペンギンたちが覚えていそうだしなんだかサンちゃんとエスメラルダがちびっこたちのペンギンと一緒についてっちゃったから、もしかしたら何かの形で関わって行くことはあるのかもしれないな(´ω`)

そういえばペンギンたちって、それぞれのご主人の心の内面を表わしていたっぽいね。
前半では全く気付かなかった・・・。
後半でようやく気付いた。
ていうことは冠葉は昌馬くんが攫われた時に真面目な顔してたけど1号が女性のパンツ盗みまくってたから内心では割と余裕だったってことか。
あいつ・・・!

結局ペンギンはなんだったんだろうwwww
姫様の配下なのは間違いないけどもwwww
そういえばさねとしさんはなんで桃果の半分であるペンギン帽と配下のペンギンたちを陽毬ちゃんのところに届けたりしたのかなぁ。
アレか、日記を自分で触ることができないから、集めさせたところを処分しようと思ってたのかな。
完全に悪役だったんだね~・・・
怪しい薬をものすごい値段で売りつけてたし、善人っぽくないとは思ってたけど、あそこまで悪役だとは思わなかったわ~。
痺れるわ~。


いやー面白かったですよ。
たまにはこういうキラキラしたのも見てみるもんだね!
色々解釈してみたけど合ってるかどうかはわからないなwww
でも愛情はひたすら感じた。
多蕗さんが言った、「きっと僕らには「愛してる」って言葉が必要だったんだ」っていう台詞がジンと沁みました。

愛をくれるのは親だけじゃないんだな・・・。
血がつながってなくても家族になれるんだな・・・。
親のしたことは子供が背負わないといけないのかな。
でも親が乗り越えられなかったことを子供が乗り越えることはできるのかもしれない。
親に愛をもらえなかった子供も、いつか別の人に愛をもらえるかもしれない。
与えることができるのかもしれない。

色々と考えさせられます、親子とか家族とかについて。
いいアニメでした。
あとはゆっくり考察でも検索しようかな。

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