二回目観てみた。

ちなみにジャンルは「サイコホラー」だったらしいよ。
監督にその意思はないみたいだけど(笑)
でもホラーはともかく、サイコは間違ってないと思います(´ω`)
何度見てもゾクゾクするわぁ・・・
展開がわかってても引き込まれるのがすごい。
つか、何度見ても幻想と現実の区別がつかん(笑)
んで、犯人分かってて見るとアレなんだよね。
意外に伏線張られてんだよね。
んでもなんていうのかなあ、犯人が犯人だってわかった瞬間の衝撃ったらないわあ。
「バーチャル未麻」と、鏡に映った本当の姿とのギャップがまた・・・
うげええええええ!!!(;゚д゚)ってなるからね。
マジでうげええええって。
未麻は可愛いのに・・・
ラストで逃げまどう未麻を幻想である「バーチャル未麻」が軽やかにスキップ踏んで追いかけてくるシーンで本当の姿が見えたときとかマジでうげえええって。
あの描き方はすごいわ。
てか、なんで未麻になろうとしたんだろうなあ、ルミちゃんは。
部屋まで未麻と全く同じにして・・・
他に現役アイドルまだ二人残ってるじゃん。
途中でアイドル二人が歌ってる最中に「バーチャル未麻」が乱入するところがあるんだけど、アレまさか幻じゃなくて本当にルミちゃん乱入してんのかな。
未麻りんコール入ったもんな。
でも本当に乱入してたら今頃田所さんの耳に届いてるだろ・・・ないな、やっぱりない。
でもまるでいるかのようなあの描き方。
ME-MANIAの信者っぷりを具現化してるよなあ。
つか、田所さんまで殺しちゃうとはなあ。
もう本人も何やってるのかわかんなくなっちゃってんだろうな。
しかしいつの間にME-MANIAと田所さん殺したんだろうか。
未麻が車に乗って寝ちゃってから?
すげえ早技だなあ・・・!(;´д`)
ME-MANIAがストーカーと見せかけておいて実はルミちゃんてのが一番ビックリなんだよね。
まあ確かにME-MANIAが犯人だったら色々おかしいんだけどさ。ホームページのくだりとか。
しかしME-MANIAは気持ち悪かった・・・
外見のことはあんまり言いたくないけど、アレは意図的なんだろうなあ。
目と歯形がマジで気持ち悪かった。
あいつ一人のせいで物を食べながら見られる映画じゃなくなってた・・・いやまあ他にもエロとかグロとか要因はあるけども。
声が外見と全然違うのが更に気持ち悪さを発動させてた。うおおマジキモイ。
他の人が「こんなの未麻りんじゃなーいとか言ってたりして(笑)」とか言ってる横でME-MANIAが未麻のインタビュー雑誌びりびりに破いてたりとか。
他の人が見ないようにとヘアヌード写真集を買い締めたりとか。
いかにも行きすぎた信者な感じで、何かやらかしそうだったんだけどね。
いや、やらかしたか。利用されただけだったけど。
でもオタク三人組は嫌いじゃなかったぜ。
リアルにいそうだから困る(笑)
いや、それ言ったら登場人物全員リアルにいそうだけど。
女性の顔が全員同じだったのは残念だけど、男性は本当にそこらじゅうにいそうな人ばっかりだったなあ(笑)
殺された写真家とか、本当にいそうだったもんなー。ロンパリ含めて。
んで、パーフェクトブルー講座を観てみたんですがいきなり平沢師匠のアルバムの話が出て来たので吹いた。
DVDの中でまでCMしちゃうとか、どんだけファンなんすか監督・・・!(笑)
「救済の技法」ですか、覚えておきます。
借りられるかなー。
講座内容は映像技法講座みたいな感じでした。
武蔵美大で実際にやった講座・・・らしいよ?
面白いね(・∀・)
ちなみにこの映画は大きいお兄さん向けの映画らしい。
うん・・・そうですね・・・(;´ω`)
いかにも男性向けですよ(笑)
あーしかしこんなに顔色良く喋ってる人が数年後にコロッと亡くなっちゃうのか。
コレ見てると死んだなんて忘れちゃうなー。
みんなの心の中に生きてるんだよ、ね。
レ●プシーンはやりすぎたらしい(笑)
確かに長かったな、無駄に(笑)
でも、その間に未麻が目が虚ろになって、光の中にアイドルだった過去の自分を見るシーン。あれはよかった。もう自分にとってあれは過去になってしまったんだって知る未麻の心境が映像化されたようで。
そのシーンに入る前の未麻はすごい綺麗でしたよ。
ちなみに撮影の感じもリアルだったんだよねえ。
犯す役の男の人が覆いかぶさった時に未麻がサッと顔をそむけるところとか、その人に「すみませんね」って言われて「いいえ」って言うところとか。
実際にありそうで、だからこそその後のシーンで刺さるような衝撃を受けた。
そのついでに映倫の裏話とかも含めて話しづらそうにしつつも楽しそうに話す監督。
「あれをやったのは私です」ていちいち告白するのは何故なのか。
何度か吹きました。
講座の助手を務める女の子がすごい話しづらそうだた(笑)
あ!ネオンテトラ!
生き残った数にまで意味があるのか・・・(;´д`)
すごいなあ・・・
あのネオンテトラが死んじゃうところもすごいリアルだったんだよね・・・(´・ω・)
あれってルミちゃんが八つ当たりに殺したのかと思ったけど自然に死んだのか。
そっかー、本当に見ててつらかったよアレ(´・ω・)
「レクイエム・フォー・ドリーム」という作品にパーフェクト・ブルーのオマージュシーンがあるらしい。
お風呂のところか。
観てみよう(´ω`)
監督、パクリパクリ言いすぎです(笑)
オマージュだって言ってるけどもしかしたらイラッとしていたのかもしれない(笑)
ラストの解釈は目から鱗。
アレは二人にかかってたんだ。そっかー。
面白いなあ。
それからメイキングも見てみた。
画像のメイキングかと思ったらテーマに沿ってインタビュー集だったな。
なかなか面白かったよ(´ω`)
「SFロボットや美少女ものだけじゃつまらない」
ですねえ(´・ω・)
あ、そういえばパーフェクトブルー内に昔の美少女アニメ風な絵がばんっと出てきたっけな(笑)
アレは監督流の皮肉だったんだろうか。
夢と現実の入れ子構造か。
パーフェクトブルーとパプリカはそうよね。
劇中劇とかね。
ME-MANIAの名前は内田っていうのか・・・
名前がもう体を表してる気がする。「内」って字に全てが出てる気がする。
いや確かにアレ怖いよ、マジ怖いって。
ほんっとに見た感じ感情がさっぱり読めないんだもの。
アレは狙い通りって感じだよなあ、あの「つぶらな目」ってやつもさ。
あと特に言ってなかったけど、常に半開きの口も怖いんだよね・・・
歯形も悪いし、アレが更に何考えてるのかわからない不気味さを出してると思う。
監督だけじゃなくてシナリオさんとか音響さんとか声優さんとか、色んな人のインタビューで面白かったです(´ω`)
ああ、面白かった。
次は千年女優だー。
でも多分欠品してるよね・・・届くかなあ・・・;