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09/5/1設置。 ゲームプレイ日記とかマンガ感想とか、何観たとか食べたとか時事話とか。 ネタバレ多め。
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イノセンス

攻殻機動隊映画、イノセンス見ました。

面白かったですよおおお!(*´∀`*)
99分と短めだったんですが、かなりの満足感でした。
多分本編の前にトグサくんによる作品予備知識講座(15分)があったお陰もあると思う。
若干本編の映像入りではあったもののネタバレというほどでもなく、色々とおさらいできてありがたかった(*´ω`)

映画なんだけどTV系アニメカテに入れておこうかな。
メディア展開してる作品はカテゴリ分けが面倒くさいな~・・・ww
ゲームメインだったらタイトルでジャンル分けしてるからまだわかりやすいんだけどな。

ちなみに本編の内容はTV版とは一切関係なく、前作映画「GHOST IN THE SHELL」の続編でした。
あの姫神みたいなテーマ曲も同じですごく良かった!
出てくるキャラの顔ぶれや性格が微妙に違っていて、TV版とはまた違った雰囲気のある内容になっていたと思います。
そしてなにより、映画ならではの演出が素晴らしかった・・・!
協力にジブリとディズニーの名前が挙がってて、前半ではこんな殺伐とした作品にwwwって思ってましたが、後半からわかってきましたよ・・・
これはすごいよ・・・!

いやー、今週は当たりだなぁ~。
二作続けていい作品見られて嬉しいなあ(*´ω`)

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前作で少佐がいなくなってしまったので、今回は完全にバトーさんが主役でした。
こんな終始シリアスでおどけたり感情を発露させたりしないバトーさん・・・初めて見たよ・・・。
アニメと同じくトグサくんと組んで仕事してましたが、少佐がいなくなった後組み始めたばっかりって感じでちぐはぐ感が出てた。
あと、なんか荒巻さんが部長になってた。
イシカワさんはいたけど他のメンバーは違う人になってたな~。
んで名前も出てこなかった。
9課メンバーなのにモブ扱い・・・。

TV版より絵がリアルっぽくなってて、バトーさんとかすごいゴリラ顔になっててちょっと悲しかったwww
後半慣れたけどwwww

お話は、愛玩用のロボットが人を殺す事件が多発していて、その原因を9課で調べていくお話。
少佐抜きの9課はやっぱりなんか物足りないね・・・
雰囲気ギスギスしてるし。特にバトーさんが。
部長とイシカワさんにたびたび怒られていた気がする(;´ω`)

でも強かったー。
ヤクザの事務所に乗り込んで大暴れするシーンは大迫力だよ!
トグサくんとなるべく撃たないように努力するって約束したのに5秒も持たなくてワロタwww
まああれは仕方ないね、向こうが得物を取りだしちゃったからね(;´ω`)

部長がバトーさんを失踪前の少佐のようだと言っていたけど、少佐の行動や言動をなぞるような動きをするバトーさんにしんみりしました。
そして心の穴を埋めるかのように犬を飼い始めていた・・・。
バトーさんと犬・・・合う!
わかる!間違いなくバトーさんは犬派・・・!

散歩行ったりのシーンはないんですけど、犬がバトーさんに超懐いてて可愛かった(*´ω`)
んでバトーさんの方も可愛がっていて、餌をあげた時に犬のたれ耳が餌箱に入っちゃってそれを優しく外に出してあげるところとか・・・
普段は強面のオッサン達とガンガン戦り合う武闘派なのにあの優しさ!
萌える(*´д`*)
んで犬の懐きっぷりが普段の可愛がられ方を表現しているようで更に萌える
バトーさんのお腹に乗っかって寝ちゃうとか可愛すぎる(*´д`*)

んで後で犬飼ったことでイシカワさんに怒られててワロタ。
まあトグサくんが保護してくれたからいいじゃないか(*´∀`*)
トグサくんちのお嬢ちゃん大喜びだったみたいだしいいじゃないか(*´∀`*)
可愛いんだけどwwww
本当に可愛いんだけどwwwww(ノ∀`)

バトーさんハアハア・・・!
なにこの私得な映画・・・!!(*´д`*)

・・・って、そんな話じゃないんだよ!

前作は高度に組まれたAIプログラム、今回は愛玩用ロボットの暴走。
人間も脳を電脳化し、身体も義体に換装し、人間とロボットの区別があいまいになっている世界でのお話なので、自立的な意思を持ったAIと人の電脳、感情を持ったロボットとサイボーグ化された人との違いは・・・と考えるお話でした。
それこそ、ゴーストがあるかどうかでしか判断着かないわけですが・・・
TV版ではタチコマもほぼゴースト的なものを手に入れていたし、攻殻ほど人が科学化してしまった世界において、人間とはなんなんでしょうね。
どこまでも科学で解明して行って、最後に解明できない何かが、ゴーストが唯一人間を人間たらしめるのですかね。
ゴーストが解明され、意図的に産み出される日が来た時には、改めて問われるのかもしれないですね。
人間とはなんであるのか、と。

身も蓋もないこと言っちゃえば人の遺伝子を持って腹から産まれりゃ人間なわけで、ロボットに心が宿ったとしてもそれはロボットという種族だと思いますけども、攻殻の世界では電脳化されて脳にすら自分の生身がほとんど残ってない人もいるわけで・・・
そうなると、前作で少佐が問うていたように、わからなくなるだろうなー。
人から産まれた身でありながらほとんど機械である自分と、ロボットとの違い。
自分がゴーストと信じているものは本当に自分のゴーストなのか。
プログラムされた疑似人格ではないのか・・・
うむむ。


最後に少佐が自分の一部を人形にダウンロードして降りてくるシーンがあるんですけど、あそこはまさにゴーストが人間を人間たらしめるという象徴のようなものでした。
数多くの暴走する人形たちの中で、少佐が降りて来た人形は少佐そのものだった。

でも、最後に助けられた少女が言う、「だって私人形になりたくなかったんだもん!」という言葉もまた真実なのかなと・・・。
人形になりたくなくて助けを求めた少女。
それに対して、肉体を失って、広大なネットの中にゴーストとして生き続ける少佐はもはや人間と呼べるのかどうか・・・

・・・にゃー。
わからぬwwwww
でも最後に少佐が出てきてくれて嬉しかった(*´ω`)


演出としては、前半はドンパチが多くてヤクザものみたいになってましたけど、後半から映像美的な物が多くてとても眼福でした。
TV版の攻殻はまだ日本かなって感じがあるんだけど、映画版の攻殻は何故か中国が舞台っぽい感じになってる。なんでだろ。
途中の祭りとか完全に中国でしたよー。
とても華やかだった(*´ω`)

それからキムさんちもすごく雰囲気がよかったなあ・・・!
映像の迷路のような世界で私の大好物でした(*´ω`)
トグサくんが本当に迷路に入り込んでしまって途中混乱したwww
電脳はこれだから・・・!

TV版のトグサくんは刑事上がりらしく鼻が利く鋭さで割と役に立っていたと思うんだけど、映画版のトグサくんはどうもどんくさい・・・(´ω`)
まあTV版では色々場数踏んでったからなぁ。
多分映画版トグサくんは引き抜かれてから時間経ってないのかもしれん。
でも妙なところで堅物というか、情緒に欠けるのはどっちも共通しているwww
私も凡人なので割とトグサくんと同じ目線だった・・・
トグサくんがいると息抜きになっていい(´ω`)
話について行けてないのが私だけじゃなくて助かる(ノ∀`)

最後はトグサくんにサポートを任せてバトーさんが単身乗り込んで行くのですが・・・
っていうかトグサくんてああいう系統のサポートできたんだ・・・
あんなイシカワさんとか少佐みたいなことをトグサくんが・・・
お・・・恐ろしい・・・((((´д`))))
正直、人形たちが暴走しまくったのはトグサくんが無理をしたせいなのでは・・・と思っているww
脳が焼かれなくてよかったねトグサくん・・・!!


人形たちが集団で襲いかかって来るところはサイコな感じがしてとても良かった。
あの顔がいいんだよねーまた・・・
あの日本人形みたいな雰囲気のある顔が最高に人形の怖さを出していると思う。
球体間接だし。

それにしても愛玩用として作られたロボットのはずなのにどうしてあんなに強いんだろうか・・・(;´д`)
人の首一瞬で跳ね飛ばしていてびっくりした・・・。

そしてピンチのバトーさんの元へ降臨する少佐。
この映画、少佐の出番はほとんどないんですけど、逆に二人の結びつきを強く感じました。
絆とか軽く一言で済ませられない、なにか深い結びつき。
二人の間に明確な恋愛関係はないんですけど、ここからの二人はなんだか色気がすごくてドキドキしました。
特に少佐が身体機能を全て犠牲にして敵艦にハッキングし、バトーさんが守るシーンがあるんですけど、あそこが最高にセクシーでしたね・・・!
バトーさんからむせかえるような男の色気を感じる!はああ(*´д`*)
そしてバトーさんを信じて無防備な姿を晒す少佐!
ヤバい・・・最高にヤバい・・・(*´д`*)ハアハア

別れ際、「貴方がネットに繋がる時、いつでも私はそばにいるわ」って言う少佐の台詞は告白なんですかね・・・(違う)
もう・・・ひたすら私得過ぎてハアハア(*´д`*)

・・・なんてカップリングにしちゃうと途端に薄っぺらい話になっちゃうんですけどwww
決して恋愛関係には至らないけど、それでも常に強い信頼で、それを超える何かで、結びついている二人の関係がよかったです。

んでトグサくんが置いてけぼりで可哀想だったwwww
なんだろう、このトグサくんの俗物っぷりはwwww
でも彼はそれが持ち味だからなあ・・・(ノ∀`)
ていうかいくら娘の誕生日だからってあんなことがあった後に娘にお人形をプレゼントするトグサくんすげぇよ。
普通敬遠するよ、怖いもん!(;´д`)

そして相変わらずわんこがバトーさんに懐いていて癒されました。
犬のてちてち言う足音や尻尾振りすぎて床ぴたんぴたんしてる音まで忠実に再現されていて、かわいかったよ~~~バトーさんちのわんこ~~~~(*´д`*)
犬って音も可愛いんだな・・・って思いました!

あ、しまった。
犬で締めることになってしまう。

これからもバトーさんに何かあれば少佐は降臨するんですかねえ。
今回も、降臨する前からちょこちょこ助けには来てましたし確実に身守られていましたが。
バトーさんが守護天使って柄にもない呼び方してたけど、少佐は完全にバトーさんの守護天使でした・・・。
なんか、前作を振り返ってみると意外だなー。
少佐ってもっとドライだと思ってた。
誰か一人に思い入れて力を貸したり身守ったりしない人だと・・・
結構ウェットなところもある女性だったんですねえ。
セクシーだ・・・(*´ω`)
初めて少佐に女性的な意味で魅力を感じた気がする・・・。

少佐はTV版でもタチコマの女神になっていたし、映画ではバトーさんの守護天使だし、割と神に近いところにいるのではないだろうか・・・。
ゴースト=人間のようになっているけれど、少佐に限っては、人でないものに昇華していきそうな気がして危うい。
それでもバトーさんという特定個人を見守っているあたりが、ギリギリ人間なのかな、と。
バトーさんの存在が少佐の人間の証明・・・だったらいい、かな。

ていうかTV版でタチコマのAIが進化し始めたのもバトーさんのおかげだし映画版の少佐がギリギリ人間なのもバトーさんのおかげだとしたらむしろバトーさんが天s(ry
なんでもないですお?

途中の色んな小説やらからの引用とか、哲学的な語りには全然ついて行けませんでしたけど、それでも充分見ごたえのあるお話でした。
面白かったです(*´ω`*)

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