最終話まで観ましたー。
ふ・・・不満だ・・・
この終わり方・・・モヤッとする!
すげぇモヤッとする!!

1の時は結構スッキリ終わっただけになんだろうなこれは・・・
いや、うーん・・・
ゴーダも死んだし官房長官も逮捕されたし、結構色々と片付いてはいたんだけどな・・・
どさくさにまぎれてクゼさんが殺されちゃったのと、またしてもタチコマが・・・
タチコマがあああああ(つд`)゚・
うわああああああ!!!!
クゼさんなー・・・。
なんか出来過ぎててズルイとか思ってたんですけど、最後になにも手に入れられなかったので可哀想になってしまった。
バトーさんと戦って勝った時はえええええ!!って思ったんだけど。
だってずるくない!?
美形で誰からも好かれてて頭の回転も速くてしかもバトーさんより強いんだよ!
どんだけヒーローだよ!
おかしいだろ!
でも彼の本当の目的を聞いたらあるぇー?ってなりました。
自分に繋がってる難民の記憶とゴーストを強制的にネットに運び去るって・・・
多分普通に大量殺人・・・
結構こわいこと考えてた!!(;´д`)
そしてなんで少佐がそれに乗っちゃったのか謎だ!!
タチコマですら、9課の新人くんが死んだ時に記憶をコピーしたくらいではゴーストは宿らないと学んでいたのにな・・・
恋か!恋は人を狂わせるのか!
少佐とて例外ではなかったのか!!
なんてことだ!!
とはいえ少佐がラストでがれきの下にクゼさんと二人で閉じ込められたところはドキドキした。
あそこまで近づいたのに、クゼさんやっぱり少佐に気付かなかったなー・・・
ていうか監督さんによるとクゼさんには幼少時の記憶もほとんどないらしい。
それじゃあ気付かないわー・・・
でも二人とも何か通じるものがあったっぽくて、あやうく少佐がクゼさんに攫われてしまうところだった・・・
タチコマとバトーさんがいなかったら危なかった!
ていうか少佐とクゼさんがいい感じになってる間がれきの下の少佐を助けるために奮闘するバトーさん(´;ω;`)
もう!
胸が痛すぎる!!
でも本当に危なかったよな・・・。
クゼさんあんなに孤独だとは思わなかったし。
少佐はなんかクゼさんの孤独をわかっちゃったし。
でもそこで少佐には行って欲しくない!
少佐には踏みとどまってほしい!
9課の少佐だもの!
劇場版の少佐は9課を去ってしまったからアリではあるんだけどな。
むしろネットと同化するとか限りなく少佐っぽいから本当に危なかった・・・
でもあんなにがんばってるバトーさんを置いていかれたら泣くわ、私。
んで本当に踏みとどまってくれたのはよかったんだけど、なんだか不満なのはクゼさんがすごくあっさり捕まっちゃったことかな・・・
あれってなんか大人しくさせる機械を電脳に取りつけられたからあんな大人しかったのかな。
なんか捕まった時意識もうろうっぽかったしいつものクゼさんっぽくなかったもんな・・・
それにタチコマが少佐の命令より自己犠牲を優先させてしまったために彼の革命はなされなくなってしまったから、なにか諦めがついたのかもしれないなー・・・
少佐がかじらなかったりんごをクゼさんがかじってた。
クゼさんは少佐を思い出さなかったけど、少佐を求めたんだな。
少佐はクゼさんを思い出したけど、求めきれなかった。
交わりそうで交わらなかった道。
せつない・・・(´・ω・)
クゼさんを失ったあとの少佐がぼんやりしてて、でもそれくらいの感傷はいいんじゃないかなって思いました。
そんな少佐をじっと見つめるバトーさん。
うん。
やっぱり少佐にはバトーさんですよ・・・うん。
・・・うーん。
そういう意味では望み通りの展開だったのに、なんかスッキリしないのはあれだな。
クゼさんに感情移入しすぎちゃったことだな。
もっとドンパチやって勝ったー!!みたいになったらスッキリしたのかもしれないけど、そういう話じゃなかった。
少佐とクゼさんでしんみりしてる間に周りが超がんばって色々終わらせてくれて、間男のようにバトーさんが登場してクゼさんがお縄になってしまったので気持ちの切り替えができなかった。
もう一回見れば気持ちの整理がつくかも。
タチコマはー・・・
少佐が気を利かせてAIを宇宙に飛ばしたのが仇になってしまって悲しい・・・orz
まさか原子力爆弾の障壁に使おうとした衛星がタチコマのAI乗っけてるとかそんな展開になるとは思わんかったよ!
タチコマのAI保管しとくの衛星じゃなくてもよかったんじゃないのあれ(つд`)゚・
あ、でも衛星通信で本体動かしてたんだから仕方ないのか・・・
いやいやでもさあ!
バックアップくらいしておこうよ!!!!
全部見てたプロトくんが「ああ・・・きっと君たちには、ゴーストが宿ってるんだね・・・」って慈愛に満ちた声で呟いたのが悲しすぎた。
イシカワさんと合流したタチコマがイシカワさんにお別れして動かなくなったのもアレだったし、電脳空間にいる全員で僕らはみんな生きているを元気に合唱していたのが爆破された瞬間にぷつっと途切れたのも精神的に来た。
うおおおおおお(´;ω;`)
やっぱりタチコマは自分たちを犠牲にして消えてしまう運命なのか!!
しかも今回は全員一度に・・・おうおうおう(つд`)゚・
後任のウチコマが可愛くなかったのも泣けた。
なんだろうかあの可愛くなさは・・・
タチコマが可愛すぎたからやっぱり9課もそれなりにダメージ受けてあえて可愛くなくしたのか?
いやそれはないか。
多分タチコマのAI作った有須田博士が捕まっちゃったから同じものは作れなかったんだろうな~・・・
もうタチコマの再現はできないのかもしれない・・・(´・ω・)
がんばってるといえば、荒巻課長とトグサくんとプロトくんと、それから茅葺総理も。
プロトくん死んだかと思ったよ!
ていうか人間だったら死んでたよね!?
危なかったー・・・!
生きてて良かったー・・・!(;´д`)
攻殻の世界ではハッキングも命がけだな!
プロトくんも人間じゃなくてバイオロイドだけど、タチコマと同じようにゴーストありそうなんだよね・・・。
多分プロトくんをもう一度作ろうとしても同じプロトくんにはならないんじゃないかなぁ。
それくらい人間っぽいよ。
首から下動かなくなってたっぽいけどあの後治ったんだろうか・・・(´・ω・)
頭しか動かなくてもすごい働いてて健気だった・・・。
荒巻課長は半分くらい総理に対して私情が混じっている気がしてならない。
美女だからなあ総理。
前回はほとんど総理大臣出てこなかったのに、今回は最初から最後まで出ずっぱりだったからなww
しかしお飾りかと思ったら最後にすごい出来る人ぶりを発揮してて意外だった。
いっつも悩んでるだけでお飾りかと思っていたよ茅葺総理・・・
なんか、周囲さえもう少し協力的ならもっと有能に立ちまわれるんじゃないだろうか。
しかしトグサくんも一人で総理を助け出すとは、結構やるな・・・
なんとなくトグサくんに対しては他の武闘派メンバーより頼りないイメージがあったんだけど、そろそろ撤回しなければならない。
ゴーダは最後のまさに捕まろうっていう時にまで周囲をナメきった態度でいたらあっさり少佐に殺されててビクった。
お、おお・・・
死ぬんだ・・・(;´д`)
なんか、捕まって得意げに自白するところしか想像付かなかった。
死ぬのか・・・。
頭吹き飛ばしただけでは飽き足らずに口から上の顔面まで狙撃で破壊した少佐から怒りを感じる。
まあ・・・怒るよね色々と。
26話分の鬱憤があそこにあった。
でもあいつの最期にしては少しあっさりしすぎなのではないか?
しかもその後クゼさんがゴーダの仲間?に殺されてしまったのでもにょったわ・・・。
クゼさんの先に行くぞ、ていう言葉はやっぱり少佐に向けてなのかな・・・
クゼさんは最後まで孤独だった・・・(´・ω・)
難民のために色々と手を尽くしてきたけど、難民との間にはやっぱり溝があるままだったな。
彼は彼、難民は難民で、いくら慕い慕われ行動を共にしたとしても、最後には別々の道を歩む運命だったのかもしれない。
クゼさんが避難を呼びかけたのに自爆テロ覚悟で座り込みする難民がいっぱいいて悲しかったな~(;´ω`)
ああー・・・これは孤独埋まらないわー・・・って思った。
でもそういえば、これまでの道すがら何度かこういうことはあった気がする。
難民たちはクゼさんが戦うなって伝言残しても戦って死んだし、信頼の意味で船の見張りを頼んでもそれを破って自爆死したし。
でも何故彼らがそうするのかクゼさんは理解できなそうにしてて埋まらない溝がそこにあった。
クゼさんは難民のカリスマだったけど決して難民ではなかった。
難民もクゼさんを同志と呼んではいたけど一番の根底みたいなところでは一線を置いてたと思う。
クゼさんも完璧ではなかったんだな・・・。
それから難民たちの中に荒巻課長そっくりな人がいて最初課長本人が変装して出てきたのかと思った・・・(;´ω`)
1の時にちらっと話題に出た双子の兄か!
本当にいたんだ双子の兄!(;´д`)
まあここも交わらない道なんだろうな~・・・
今後きっと再会することもない兄弟だろうけど、違う場所で違う生き方をしているのに性格や信念めいたものが似ていて少し嬉しかったな。
クゼさんが課長に出会っていたら伝えられたのかもしれないなあ。
最後、9課の再始動が桜に囲まれたところからだった。
桜かー・・・
クゼさんに似合う気がする。
クゼさんの散り方はなんだか桜だった気がする。
クゼさんとの別れを惜しむ少佐の心のようでちょっとせつない。
なんか色々と問題は振り出しに戻っちゃったし、仕切り直しの意味も込められているのかもね。
春は出会いと別れの季節。
少佐はひとつの気持ちに別れを告げて、また新たな任務に立ち向かうんだろうな。